和泉市で陸屋根のクラックから雨漏り！ウレタン防水工事を施工約310万円(工期 12日)

みなさま、こんにちは(^^)/
やまなか工務店です！

和泉市 N様邸で陸屋根にクラックが発生していたことで雨漏りしていたので、防水工事をしました！

防水工事は建物を長持ちさせるためにとても大切です

雨水が建物の中に入り込むと、天井や壁が劣化してしまい、大きな修理が必要になることもあります。
特に陸屋根は水がたまりやすく、クラックができるとすぐに雨漏りにつながります。

早めに適切な防水処理を行うことで、住まいの安心・安全を守ることができます(^^)
今回は、和泉市 N様邸で実際に行った防水工事の様子を写真付きでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください！

和泉市 N様邸の防水工事のビフォーアフター

ビフォーの写真を見ると、陸屋根の床にクラックが多数確認でき、明らかに雨水の侵入口となっていました。

アフターは、陸屋根の床にしっかりとウレタン防水が施され、美しい仕上がりと共に防水機能が復活しました

写真で見比べると一目瞭然、安心感がまったく違いますね(^^)

和泉市 N様邸での雨漏りの現場調査

こちらの写真は、現場調査時の1階和室の天井です。
かなり広範囲に雨染みができていることがわかりますね(‘_’)

これは雨漏りのサインです。
放置すると天井材が腐食し、カビやシロアリの原因にもなります。

和泉市 N様邸の陸屋根に上がってみると、床にたくさんのクラック（ひび割れ）がありました。
このクラックから雨水が侵入し、和室の天井で雨漏りが発生していました。

このまま放置していると、どんどんクラックが広がって、雨漏り被害が大きくなってしまうため、ウレタン防水工事を行うことになりました。
さらに、雨漏りの原因である可能性が高い陸屋根の凹み部分に関しては、ウレタン防水工事を行うまでの間に雨漏りしないように、仮防水工事を行います！

《和泉市 N様邸の工事の流れ》
陸屋根全体のクラック補修→陸屋根凹み部分の仮防水工事→陸屋根全体のウレタン防水工事

和泉市 N様邸での防水工事

工事の準備

安全に作業を行うために足場を組み、シートで建物全体を覆いました。
これにより雨風を防ぎながら、効率的に工事ができます(^^)

陸屋根全体：クラック補修

それではまずは、クラック補修から行っていきます(^^)/

和泉市 N様邸の陸屋根の床に発生したクラック部分を、V字カットしていきます！
あえてクラックを広げることで、中にたくさんの補修材を埋めることができるようになり、補修後の強度が高まります

つづいて、広げたクラックに刷毛を使ってプライマーを丁寧に塗布しました(^^)
プライマーは補修材を密着させるための接着剤のようなものです。

プライマーを塗布したクラックに、エポキシ樹脂モルタルをしっかりと埋めました。
この補修材は非常に強力な補修材で、しっかりと隙間を埋めることができるため、防水性能を高めることができます

陸屋根凹み部分：仮防水工事

陸屋根の凹み部分には、仮防水材【一刻（ひととき）】を金ゴテで塗装しました。
これはウレタン防水工事までの応急処置として重要な役割を果たします！

また、この塗料は後に行うウレタン防水工事の下地にもなります(^^)

仮防水材塗装後は、しっかりと乾燥させます。
乾燥させないと、次の工程の防水材がうまく密着しません！

陸屋根全体：ウレタン防水工事

いよいよウレタン防水工事を開始します！！

まず、和泉市 N様邸の陸屋根全体を高圧洗浄しました(^^)
水圧でホコリや汚れを完全に除去することで、施工の質を高めます

洗浄不足は防水材の浮きや剥がれの原因になります。

高圧洗浄後は、ブロワーで水分を完全に飛ばします！
陸屋根の床の表面に湿気が残っていると、防水材の硬化が不十分になります(‘_’)

そのため、この工程は非常に大切なんです

下地（陸屋根の表面）のわずかな凸凹を埋めるために、カチオンフィラー（下地調整材）で平らに整えました！
凹凸があると防水材が均一に塗れません。
平滑な仕上がりにすることで、長持ちする防水層ができます

カチオンフィラーが乾燥して表面が平らになったら、プライマーを塗布し下地との密着性を高めました。
どんなに良い防水材でも、密着しなければ効果は発揮できません。
施工の土台として最も重要なステップです！

和泉市 N様邸でのウレタン防水工事は、通気緩衝工法で行います！

通気緩衝工法（つうきかんしょうこうほう）とは…？
防水施工する部分の下地がコンクリートの場合、熱で蒸気が発生するのですが、その蒸気が施工した防水層を膨らませてしまいます。
膨れが発生すると、床の表面が凸凹になり、見た目が非常に悪くなってしまいます。
そこで、下地に通気性が高い通気緩衝シートと蒸気の逃げ道となる脱気塔(だっきとう)を設置し、蒸気を逃がすことで膨れを解消する工法です。

まず、和泉市 N様邸の陸屋根の床に通気緩衝シートを張り、ローラーでしっかり密着させました。
このシートで湿気を逃がし、防水層を守ります。

通気緩衝シートの目地（境目）部分には、ジョイントテープを丁寧に貼りました。
目地は動きやすいため、補強が必要です！

つづいて、脱気筒を設置して、周囲をコーキング（充填剤）でしっかり密封しました。
脱気筒は湿気を外に逃がすための装置です。
設置しないと防水層が膨らんでしまう可能性があります(‘_’)

通気緩衝シートの端部には、MBテープを貼って補強しました！
端は特に雨水が入り込みやすい部分のため、補強を怠るとすぐに浸水の原因になります。

それではここから、ウレタン樹脂の防水層を施工していきます(^^)/

まず、ローラーを使用して、全体にウレタン樹脂を塗装します。
ウレタンは柔軟性があり、防水性に優れた材料です。
塗りムラがあると、そこから水が侵入する恐れがあるため、丁寧に作業を行います！

1回目に塗装したウレタン樹脂が乾燥したら、2回目のウレタン樹脂を塗装します。
防水層を重ねることで耐久性がさらに高まります

1回塗りだけでは層が薄く、短期間で劣化してしまう可能性があるため、二度塗りしています。

ウレタン樹脂が乾燥したら、トップコートを塗装して防水層を紫外線から保護する役割があります。
また、ウレタン樹脂には粘着性(タック)があり、上を歩くとペタペタするので、それを防ぐ効果もあります

和泉市 N様邸の立ち上がり部分も同様に、ウレタン樹脂を二度塗りしてトップコートで保護しました！
水は下だけでなく、壁との接合部からも入り込むため、しっかり保護する必要があります(‘◇’)ゞ

和泉市 N様邸の外壁と笠木の取り合いには、コーキングをしっかり施工しました！
取り合いからの水の侵入を防ぐ効果があります

和泉市 N様邸の陸屋根のウレタン防水工事が無事完了しました(^^)

仕上がりも美しく、防水効果もバッチリです！
長年安心して住み続けていただける状態になりました

和泉市 N様邸は、バルコニーの床も防水層が劣化していたため、同じ手順でウレタン防水を施工しました(^^)/
これで安心して洗濯物も干せますね！

以上で和泉市 N様邸の防水工事の全ての工程が終了です

防水工事は、住まいを長く快適に保つために欠かせない大切なメンテナンスです。
特に陸屋根やバルコニーは水の影響を受けやすく、雨漏りのリスクが高い箇所です。
今回のように、気付いた時にしっかりと対処することで、大きな修理を防ぐことができます！
ご自宅に気になる点がある方は、ぜひやまなか工務店にご相談くださいね(^o^)丿

陸屋根とバルコニーの防水工事

工期　　　　　　12日間

工事価格　　　 約310万円（税込）　
（施工部高圧洗浄費、撤去廃材処分費含む）

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