和泉市で防水工事！陸屋根を高圧洗浄して通気緩衝シートを張る

みなさま、こんにちは！
やまなか工務店です(^_^)v

和泉市 N様邸が雨漏りしていたため、陸屋根に通気緩衝工法で防水施工しました！
今回の現場ブログでは、防水工事の下準備の様子をご紹介いたします(‘◇’)ゞ

陸屋根は雨水がたまりやすい構造のため、防水膜の傷みが進みやすくなっています。
放っておくと、建物の中まで水が侵入して、天井や壁が傷んでしまいます(>_<)

通気緩衝工法（つうきかんしょうこうほう）
防水工法の一つです！
防水施工する部分の下地がコンクリートの場合、熱で蒸気が発生するのですが、その蒸気が施工した防水層を膨らませる可能性があります。
もしも膨れが発生してしまったら、床の表面が凸凹になります。
そこで、下地のコンクリートの上に通気性が高い通気緩衝シートと蒸気の逃げ道となる脱気塔(だっきとう)を設置して、蒸気を逃がすことで膨れを解消する防水工法です。

和泉市 N様邸での防水工事

まずは、和泉市 N様邸の陸屋根の表面を高圧洗浄して、きれいにします

陸屋根の表面に汚れやカビが残っていると、防水層がしっかり密着しないため、この工程は大切です。

高圧洗浄
水圧を利用して、汚れを清掃する作業です。

つづいて、高圧洗浄で濡れた陸屋根を、ブロワーという送風機でしっかり乾かします！
濡れたまま次の工程に進むと、防水層が膨らんだり、はがれたりする原因になります。
そのため、乾かすことも大事な準備作業です

ブロワー
風を送る機械。
ぬれた屋根をすばやく乾かすときに使います。

和泉市 N様邸の陸屋根の表面の小さな凸凹に、カチオンフィラーを塗って整えます

下地が平らだと、防水材がきれいにのって長持ちします！
これは防水工事の土台づくりの工程です。

カチオンフィラーが乾燥したら、表面をケレン作業でなめらかにしておきます(^^)

カチオンフィラー
ざらざらした面をなめらかにするための材料。

防水材がよくくっつくように、接着剤のような役割のプライマーを塗布します。
これは陸屋根と防水層のつなぎ役で、とても大切なひと手間です。
これをしっかり塗ることで、防水材のはがれを防ぎます！

プライマー
防水材をしっかりくっつけるために塗装する、接着剤のような液体です。

プライマーが乾いたら、通気緩衝シートという特殊なシートを陸屋根に張ります！
ローラーでしっかり押さえて、浮きが出ないように密着させておきます(^^)ゞ

通気緩衝シート
通気緩衝工法で防水工事を行う際に張る、湿気を逃がすしくみをもった特殊なシート。
このシートを張ることで、屋根と防水層との間にこもる蒸気を逃がすことができ、屋根の表面が膨らみにくくなります。

通気緩衝シートのつなぎ目など動きやすい部分に、ジョイントテープを貼って補強します！
これにより、隙間からの水の侵入を防げます。

脱気筒という小さな筒を和泉市 N様邸の陸屋根に取り付けて、中にたまる湿気を逃がします！
周りには、隙間ができないようにコーキングでしっかりふさぎました。
これで防水層のふくらみなどの不具合を防ぐことができます

脱気筒（だっきとう）
屋根の中にたまった湿気を外に出すための筒です。
防水層のふくらみを防ぎます。

コーキング
隙間を埋めるやわらかい材料。
充填後に固まって、ゴムのようになります。

和泉市 N様邸の陸屋根の端には、MBテープという防水塗装用シートの端末処理用テープを貼りました！
通気緩衝シートの隙間からの雨水の侵入を防止する効果があります。

今回の現場ブログはここまで！
次回は和泉市 N様邸の陸屋根にウレタン防水を施工した様子をご紹介いたします(^^)ゞ

防水工事は、雨漏りで困っている方におすすめです！
小さな雨漏りでも放置していると、大きな修理が必要になることもあります(‘_’)

今回のように湿気対策をしっかりした工法を選べば、長く安心して暮らせます。
ご自宅の屋根やベランダが心配な方は、早めのご相談をおすすめします