岸和田市の便槽の底に穴をあけて埋め戻しました 9/7

岸和田市K様邸 下水切り替えとトイレリフォーム・便槽の埋め戻し 

 

岸和田市の下水切り替えと便器入替です。前回の記事で下水の切り替えの様子をご紹介しました。今回は便槽の埋め戻しです。便器を撤去した後、床に開口を開けて排水管を撤去し、既存の便槽の底に穴を開けます。(事前に汲み取り業者に汲み取り・洗浄してもらう必要があります)そして、下水切り替え時に掘り起こした砂を便槽の中に詰めて埋め戻します。その後、新しく設置する水洗トイレの排水管を通して立ち上げます。既存の汲み取り用の配管は撤去し、コンクリートで塞ぎました。

便器を撤去しました

既存の便器を解体・撤去しました。

簡易水洗の便器とは今日でさようならです。

床をカットして便槽を割ります

既存の便器を撤去した後、床に開口を開けて便槽の埋め戻しを行います。

便槽とは汚物を貯めておく桝のことです。

鉄管で便槽を割ります

便槽の埋め戻しを行う際には事前に汲み取り業者の方に汲み取り・清掃してもらうことが必須です。

長い鉄管を使用し、便槽の底に穴をあけます。

汲み取り用の配管をカット

トイレの外部に設置していた汲み取り用の配管は外壁の表面に合わせてカットして撤去しました。今後は下水に流れるので、汲み取りすることが無くなります。

便槽を埋め戻し

便槽の底に穴をあけ、中に砂を入れて埋め戻します。

下水切り替え時に外部の地面を掘り起こした砂を保管していたので、便槽の埋め戻しで使用します。

排水管を立ち上げ防湿シートを敷きました

便槽を埋め戻した後、新しく設置する水洗トイレの排水管を通して床から立ち上げました。そして、床からの湿気などを防止するために防湿シートを敷きました。

コンクリートを打設しました

各配管工事が完了したので、解体した犬走部にコンクリートを打設して復旧しました。ここは奥にある浴室やキッチンの排水管を下水管につなげて雨水と分ける作業の時に解体した部分です。

汲み取り用の外壁の穴もコンクリートで復旧しました。

砕石を敷いて締め固めます

下水切り替え時に解体した市の最終汚水桝がある家の前面のスペースにはもともとアスファルトを敷いていたので、現状復旧で仕上げないといけません。

配管を通した後、掘り起こした地面の砂を戻し、その上に砕石を敷いて転圧気で転圧しました。(地面が下がらないように機械で締め固める作業です)

アスファルトで復旧

砕石を敷いて転圧した後、アスファルトで復旧しました。

周囲が掘り起こした砂で汚れているので、水を撒いて掃除し、この日の作業完了です。

 

次は便器設置の様子をご紹介します。

 

前回はこちら(岸和田市の下水切り替え工事) 

 

つづきはこちら(岸和田市のトイレの内装と便器入替)

 

現地調査はこちら(岸和田市の下水切り替えとトイレ入替の現地調査)

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