泉佐野市の屋根葺き替えで土葺きの瓦屋根を解体 4/24

泉佐野市T様邸 耐震工事を含めた全面リフォーム工事 

 

泉佐野市T様邸の屋根葺き替え工事です。T様邸は空き家にしていた住宅をリフォームし、今後お住いされることになりました。今後安心して暮らせるようにと、耐震工事も行うことになりました。耐震工事には主に屋根の軽量化が行われます。T様邸の屋根は土葺きの重い瓦屋根で、軽い屋根材(化粧スレート)に葺き替えることで建物の重心が下がり、安定するので揺れの影響を少なくすることができます。この記事では、既存の屋根の解体の様子をご紹介します。

足場を設置しました

屋根の葺き替えでは足場が必要になることがほとんどです。特に、土葺きの屋根を解体する時には、土埃がたくさん舞いますので、近隣様にご迷惑をかけないように屋根の上まで単管を立ち上げてシートで覆う必要があります。

クレーン車を横付け

土葺きの瓦屋根の解体は、瓦や土を大量に下ろさないといけません。作業をスムーズに行うためにクレーン車を手配して荷下ろし・荷揚げすることになりました。

屋根を解体します

屋根の葺き替えの途中で雨が降るといけないので、天気予報を確認して天気のいい日を選んで工事をします。そして、急に雨が降っても対応できるように、屋根の撤去から防水シートを敷くまで1日で終わらせたいので、職人5人で一気に作業しました。

瓦の保管

職人全員で一気に瓦をめくり、屋根の上に重ねて保管しておき、ある程度たまったらクレーンに吊るしたバッカンに瓦を入れて地上に荷下ろしします。

瓦を1枚1枚めくると、見た目以上に大量の瓦が使用されていたことが分かります。

バッカンに入れてクレーンで荷下ろし

クレーンの先に吊るしたバッカンを屋根の上に上げ、そこにめくった瓦を入れて荷下ろししていきます。瓦が大量にあるので、電動梯子(昇降機)で荷下ろしすると大変時間がかかります。

葺き土も下ろします

瓦をめくると、葺き土が現れました。

屋根には驚くほどの土が使用されています。土と瓦を合わせると、相当な重量になります。屋根が重いと重心が上になり、地震の揺れを受けた時に建物が大きく揺れてしまいます。

土もどんどん下ろします

土もどんどんバッカンに入れて地上へ下ろしていきます。

クレーンを何度も往復させて屋根の解体を進めていきます。

下屋の瓦もめくります

下屋も同様に土と瓦が載っていますので、めくって解体していきます。

下屋の瓦を固定するために、たくさんの葺き土が使用されています。

細かく割って処分します

地上では、搬出用のトラックが控えており、クレーンで直接トラックの荷台に荷下ろしし、産業廃棄物処分場まで運びます。写真は、瓦をたくさん積み込めるように細かく砕いている様子です。屋根の解体時にはトラックの荷台がすぐに満載になるので、搬出しながら作業します。

 

次は屋根の防水でルーフィング敷きまでの様子をご紹介します。

 

前回はこちら(泉佐野市のトイレの内装) 

 

つづきはこちら(泉佐野市の解体した屋根に野地板とルーフィング施工)

 

現地調査はこちら(泉佐野市の耐震改修を含めた全面リフォームの現地調査)

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