阪南市での風水被害後に和室押入新設と斫り工法でサッシ入れ替え
こんにちは。
やまなか工務店です。
南大阪で暴風雨による被害でお困りではありませんか?
やまなか工務店では、屋根修理や雨樋の交換、工場のスレート屋根張替え、サッシ入替など、災害復旧工事を丁寧に行っています。
瓦の飛散や外壁の損傷も、地域密着の確かな技術で元通りにします。
和室リフォームや押入れ新設、お家に収納がもっとほしい!などのお住まいのお悩みも解決いたします。
まずはお気軽にやまなか工務店にご相談くださいね。
強風被害にあった阪南市Y様邸の和室に押し入れをつくる
阪南市にお住まいのY様より「
自宅と工場が強風で被害を受けたので、見てほしい」とのご相談をいただきました。
やまなか工務店では、南大阪エリアの屋根修理や外壁リフォームを得意としており、すぐに現場へ駆けつけて被害状況の調査を行いました。
現場を確認すると、雨樋が外れて垂れ下がっていたり、工場の
小波スレート屋根が一部めくれて剥がれていたり、瓦屋根の瓦が数枚飛散していたり、塀の瓦まで割れているなど、想像以上に大きな被害が発生していました。
小波スレートとは?波型の形状をした薄い屋根材のこと。
調査後、お客様に詳細なお見積書をご提出し、工事のご依頼をいただきました。
まずは雨樋の修理、工場の小波スレート屋根の張り替え、瓦屋根の補修、塀瓦の修理を順番に進めていきました。
これらの災害復旧工事が完了した後、Y様から「和室に収納が欲しい」とのご要望をいただき、押し入れの新設工事も行うことになりました。
経験豊富な大工職人が、和室の壁のサイズを正確に計測し、押し入れの開口部を丁寧に開けていきます。
開口部ができたら、左右に新しい柱を立てて構造の強度をしっかりと保ちます。
次に、加工したベニヤ板を押し入れの内部の底面や壁面に張り付けて、収納として使いやすい形に仕上げていきます。
押し入れの開口部には木製の枠を取り付け、ふすまや引き戸がスムーズに開閉できるように細かく調整します。
最後に、押し入れの表側の扉部分にクロスを貼って、お部屋の雰囲気に合わせた仕上がりにしました。
お客様からは「
和室に収納スペースができて本当に助かります」と、大変お喜びのお声をいただきました。
阪南市Y様邸の和室のサッシ交換工事に取りかかります。
新しい
サッシが現場に搬入され、いよいよ入れ替え作業の開始です。
サッシとは?窓枠のことで、アルミ製や樹脂製のものが一般的です。
新しいサッシは断熱性や気密性に優れており、お部屋の快適性を大きく向上させることができます。
こちらが阪南市Y様邸の和室の施工前の様子です。
既存のサッシは経年劣化により、隙間風が入ったり結露が発生したりと、さまざまな問題が起きていました。
今回のサッシ交換工事で、こうした悩みもすべて解決していきます。
阪南市Y様邸の和室のサッシを新しいものに入れ替えるため、まずは既存のサッシを取り外す作業から始めます。
慎重に作業を進め、周辺の壁や床を傷つけないように配慮しながら取り外しを行います。
既存のサッシを取り外す方法には、
カバー工法と
斫り工法という2つの工法があります。
カバー工法は既存のサッシの上から新しいサッシを被せる方法で、
斫り工法(はつり工法)は既存のサッシを完全に撤去して新しく取り付ける方法です。
今回は、より確実に施工できる
斫り工法を採用しました。
斫り(はつり)とは?コンクリートや壁などを削り取る作業のこと。
斫り工法で既存のサッシを取り外した後、開口部がきれいに整いました。
サッシが取り付けられていた部分の壁や枠材もすべて撤去され、まっさらな状態になっています。
この状態から新しいサッシを取り付けていきます。
阪南市で和室のサッシ入れ替え・・・斫り工法にってなに?
斫り工法とは、既存のサッシを枠ごと完全に取り外し、開口部を一から作り直す施工方法です。
この工法のメリットは、新しいサッシの性能を最大限に発揮できることと、開口部のサイズを調整できることです。
少し手間はかかりますが、長期的に見て最も確実で安心な施工方法といえます。
阪南市Y様邸の和室に新しいサッシを取り付けシーリング施工
阪南市Y様邸の開口部に新しいサッシを設置し、ビスでしっかりと固定していきます。
サッシの設置が完了したら、サッシと外壁の隙間から雨水が侵入しないように、
シーリング材で丁寧に埋めていきます。
シーリング材とは?
隙間を埋めて防水性を高めるゴム状の材料のこと。
シーリング材が他の部分に付着しないよう、充填する箇所の周囲に養生テープを貼ってから作業を行います。
養生テープとは?
塗装や工事の際に汚れや傷を防ぐために貼る保護用のテープのこと。
サッシと外壁の隙間にシーリング材の充填が無事に完了しました。
シーリング材をきれいに均一に充填することで、雨水の侵入を完全に防ぎます。
しっかりと乾燥させてから養生テープを丁寧に剥がし、美しい仕上がりを確認します。
阪南市Y様邸のサッシ周辺の外壁復旧のため寸法を測定して木材を固定
斫り工法でサッシを取り外したため、サッシの周辺の外壁も一緒に撤去されています。
そのため、外壁を元通りに復旧する作業が必要になります。
作業員が正確に長さを測り、既存の外壁にぴったり合うように寸法を確認していきます。
Y様邸の外壁は
焼き杉板という伝統的な外壁材が使われています。
焼き杉板とは、杉板の表面を焼いて炭化させることで、防腐性や耐久性を高めた外壁材のこと。
この焼き杉板に合わせて新しい木材を加工し、ビスで一枚一枚丁寧に固定していきます。
サッシの反対側も同じ手順で木材を取り付け、統一感のある仕上がりにしました。
サッシの横の外壁が完成しました。
既存の焼き杉板と新しく取り付けた木材が自然に調和し、まるで元からあったかのような美しい仕上がりになっています。
次はサッシの下部分の復旧作業です。
ここも斫り工法で撤去されているため、木材を加工して元通りに戻していきます。
作業員が一枚一枚丁寧にビスで固定し、隙間なくきれいに仕上げていきます。細かい部分まで手を抜かず、丁寧に施工を進めます。
サッシの下部分の外壁も完全に復旧され、見た目も機能も元通りになりました。
木材がしっかりと固定され、美しく仕上がっています。
これでサッシ周辺の外壁工事がすべて完了しました。
こうして、強風被害を受けた阪南市Y様邸のサッシ入れ替え工事がすべて完了しました。
お客様からは「
新しいサッシになって、見た目も機能も良くなりました。本当にありがとうございました」と、嬉しいお言葉をいただきました。
やまなか工務店では、南大阪エリアの屋根修理、外壁リフォーム、サッシ交換など、住宅の困りごとを何でも解決いたします。
災害復旧から和室リフォームまで、地域密着の丁寧な施工でお客様のご要望にお応えします。
お住まいのことでお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にやまなか工務店にご相談ください。
次回のブログは、門長屋の外壁の漆喰塗り替えの様子をご紹介します。
是非、次回のブログもご覧下さい。