阪南市で風災被害後の門長屋の外壁を漆喰塗り替えで美しく再生
門長屋とは？
門長屋とは、門と長屋が一体になった伝統的な建物のこと。
漆喰とは？
漆喰とは、石灰を主原料とした日本の伝統的な塗り壁材です。
お城や蔵の白い壁に使われている素材です。
門長屋は、南大阪エリアでも歴史あるお住まいに見られる建築様式です。
大切な門長屋を美しく保つため、今回は外壁塗装をしっかりと行うことになりました。
漆喰が柔らかすぎると外壁にうまく塗れませんし、硬すぎても綺麗に仕上がりません。
長年の経験を持つ職人が、外壁に最適な硬さを見極めながら、丁寧に材料を準備していきます。
この下準備が、美しい外壁リフォームの仕上がりを左右する大切な工程なんです。
角コテは、四角い形をしたコテで、細かい部分や角を綺麗に仕上げるのに適しています。
中塗りコテは、広い面を均一に塗るための道具です。
このように用途に応じて道具を使い分けることで、外壁塗装の品質を高めることができます。
養生とは？
養生とは、塗装しない部分を保護するための作業で、仕上がりを美しくするために欠かせない工程です。
養生シートで周囲を保護しながら、職人がコテを使って丁寧に漆喰を塗り進めていきます。
これまで汚れが目立っていた白い外壁が、漆喰の塗り替えで真っ白で美しい外壁に生まれ変わりましたね。
漆喰は日本の伝統的な壁材で、部屋の湿気をちょうどよく保つ働きや、高い耐火性があり、安心感を高めるだけでなく、経年とともに味わいが出るのも魅力的です。
阪南市Y様も、この仕上がりにとても喜んでくださいました。
作業員が手板(てばん)に白色の漆喰をのせて、コテで必要な量だけ取りながら塗っていきます。
手板とは？
手板とは、漆喰をのせて持ち運ぶための平らな板のことで、職人が片手で持ちながら作業します。
この道具があることで、スムーズに外壁塗装を進めることができるんです。
一度に広い面を塗るのではなく、少しずつ丁寧に塗り進めることで、ムラのない美しい仕上がりになります。
職人の熟練した技術が光る瞬間ですね。外壁リフォームは、こうした細やかな作業の積み重ねで、お客様にご満足いただける品質を実現しています。
なぜ均等な厚みにするのかというと、厚みがバラバラだと乾燥時にひび割れが起きやすくなったり、見た目も美しくなくなってしまうからです。
また、均一に塗ることで漆喰の耐久性も高まり、長持ちする外壁になります。
職人の技術が求められる、外壁塗装の重要なポイントです。
両面とも均一な仕上がりで、門長屋全体が明るく清潔な印象になりましたね。
阪南市Y様邸の外壁リフォームも、いよいよ完成に近づいてきました。
漆喰の白さが際立つ、伝統美を感じる仕上がりです。
これで阪南市Y様邸の門長屋外壁の漆喰塗り替え工事は、すべて完了です。
風災被害からの復旧と合わせて、外壁も新築のような美しさを取り戻すことができました。
やまなか工務店は、岸和田市を拠点に、屋根リフォーム、屋根塗装、外壁塗装、内装リフォーム、浴室リフォーム、洗面台リフォーム、トイレリフォーム、キッチンリフォーム、カーポートやベランダの屋根張り替えなど、お住まいに関するさまざまなお悩みを解決しています。
「台風で屋根が壊れた」「外壁の汚れが気になる」「漆喰が剥がれてきた」など、南大阪にお住まいでお困りのことがございましたら、やまなか工務店にお気軽にご相談ください。
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次回のブログは、阪南市Y様邸の門長屋の瓦屋根修理の様子をご紹介します。
是非、次回のブログもご覧ください。
