岸和田市のテナントビルの庇が雨漏りで崩落!ガルバリウム鋼板で復旧!約120万円(工期 11日)
みなさま、こんにちは😊
やまなか工務店です!
岸和田市にあるT様所有のテナントビルにて、庇(ひさし)の一部が崩れ落ちるという事案が発生しました。
同じように「庇が急に崩れてきた」「テナントビルの雨漏りが心配」といったお悩みをお持ちの方に向けて、今回の原因調査から修繕完了までの流れを詳しくご紹介します!
現地を確認したところ、外壁には複数のひび割れが見つかり、あわせて2階窓の木製枠にも腐食が確認されました。
これらの箇所から長期間にわたって雨水が入り込み続けたことが、庇の崩落という結果につながったと考えられます。
雨漏りは初期段階では気づきにくく、今回のように何年もかけて内部の劣化が進行し、ある日突然目に見える形で表面化するケースが少なくありません。
さらに調査を進めると、このテナントビルでは数年前に白蟻被害を受けていたことも分かりました。
当時すでに駆除自体は完了していたものの、被害を受けた木下地はそのまま庇の内部に残された状態になっていました。
庇の点検口から内部を確認すると、庇部分は木下地で構成されていることが判明しました。
建物本体は重量鉄骨造ですが、庇自体は木下地で組まれていたため、雨水による腐食が進みやすい状態だったといえます。
こうした状況を踏まえ、既存の庇をすべて解体し、新しく木下地を組み直したうえでケイカル板を張り、最終的にガルバリウム鋼板で仕上げるという修繕方針を決定しました!
岸和田市のテナントビルの修繕前の写真を見ると、庇の一部が崩れ落ち、内部がそのまま露出してしまっている状態が分かります。
アール型の美しい曲線を描いていた庇が、雨漏りの蓄積によってここまで姿を変えてしまったことに、あらためて雨漏り対策の重要性を感じさせられる状態でした。
修繕後の写真では、ガルバリウム鋼板によって仕上げられた庇が、崩落前と同じアール型の曲線を描いて復元されています✨
板金の継ぎ目や先端部分もすっきりと仕上がっており、見た目の美しさだけでなく、内部の木下地からしっかりと組み直しているため、防水性能の面でも安心してお使いいただける状態になっています。
「テナントビルの庇がなんだか怪しい」「うちも同じように崩落してしまわないか心配」という方は、今回のケースのように外壁のひび割れや窓枠の腐食といった小さなサインを見逃さないことが大切です。
現場調査・お見積りは無料ですので、気になる方はお気軽にお問合せ下さいね😊
岸和田市のテナントビルの庇の外側が崩落し、内部の木下地がそのまま露出していました。
木下地の一部には過去の白蟻被害による腐食も確認されましたが、駆除自体はすでに完了しており、現在はそれ以上進行していない状態でした。
壁とステンレスが接する部分、およびステンレス同士の接合部分の両方から、雨水が侵入していた跡が見つかりました。
こうした取り合い部分はわずかな隙間からでも水が入り込みやすく、庇の雨漏りの主な原因になりやすい箇所です。
あわせて、使用されていなかった庇上部の照明も、工事の際に撤去することになりました!
2年前に実施した雨漏り調査の際の岸和田市のテナントビルの写真を見ると綺麗な状態の庇に見えますね。
ですが、当時から外壁にひび割れが見つかっており、雨漏りの原因になっている可能性をお伝えしていました。
同じテナントビルの現在の様子をご覧いただくと、庇の表面の真ん中が崩落していることがわかります。
2年前から時間が経過したことで雨漏りによる劣化が進行し、テナントビルの庇崩落という結果につながりました。
庇復旧工事の第一歩として、仮設足場を設置しました!
テナントビルは道路に面した立地のため、周辺への影響を抑えながら部材の搬入・組み立てを行い、粉塵の飛散を防ぐシートもかぶせています。
庇の解体作業に入る前に、ガラスの破損を防ぐため合板での
養生を行いました。
解体時は部材の落下や振動が発生しやすく、この事前対策が事故防止のうえで重要な工程になります!
養生後、まずは庇本体の
解体作業に着手しました。
表面のステンレスだけでなく内部の木下地まで全てを撤去することで、傷み具合を正確に確認しながら作業を進めています。
解体を進める中で、内部の木下地に過去の
白蟻被害による腐食が見つかりました。
駆除自体はすでに完了していたものの、被害を受けた木下地そのものは庇の内部に残された状態になっていました。
腐食した木下地をそのまま使ってしまうと強度不足につながるため、すべて新しい木下地に取り替えます。
解体作業と並行して確認した集水器の内部です。
ゴミや汚れによる詰まりが発生しており、放置すれば集水器からのオーバーフローによる雨漏りを引き起こす可能性がありました。
集水器の詰まりを丁寧に清掃し、水がスムーズに流れる状態に戻しました。
庇本体だけでなく、こうした集水器の点検・清掃も雨漏り対策には欠かせません。
このテナントビルの庇はもともと
アール(曲線)形状だったため、解体後は同じ曲線を持つ木下地を新たに作り直しました。
大工が自社倉庫にて構造用合板を使い、直線型よりも技術と手間を要するカーブを形作っています。
自社倉庫で作成した木下地を、テナントビルの鉄骨部分に取り付けました。
長さを現場で微調整しながら、タッカーでしっかりと固定しています。
固定が不十分だと強風や地震で木下地がずれる恐れがあるため、慎重に作業を行いました。
アール型の美しいカーブが、木下地の段階でしっかりと形になりました✨
この木下地の仕上がり精度が、今後の庇の耐久性や見た目を大きく左右します。
道路に面した立地では、こうした見上げた際の印象も建物全体の雰囲気に関わってきます。
庇の木下地が仕上がったところで、
軒天井に
ケイカル板を張っていきました!
タッカーでの固定が甘いと、強風時に軒天井の板が外れて落下する恐れがあるため、丁寧に施工しています。
軒天井の仕上げには、板と板の間に均等な隙間を設ける
目透かし張りという工法を採用しました。
隙間部分には、地震などによるひび割れを防ぐための
シーリングも施しています。
わずかに残る隙間が、軒天井全体に上品な陰影を添える仕上がりになりました。
ホワイトカラーで
清潔感のある印象にも仕上がっています✨
軒天井の仕上げとあわせて、
天井点検口を設ける作業も行いました!
将来、庇や軒天井の内部を確認する必要が生じた際にも、天井を壊さずに済みます😊
完成した庇の木下地には、
防水シートを張って一時的に保護しました。
庇に取り付けるガルバリウム鋼板を加工している間に雨が降っても、構造用合板に水が染み込まないようにするための処置です。
軒天井の施工が完了したところで、
ガルバリウム鋼板を使った板金作業に入ります!
仮止めしていた防水シートをめくり、ガルバリウム鋼板で作った
下端水切りをビスで固定しました。
この水切りが、雨水が下地の木材に伝わって浸み込むのを防いでいます。
★ガルバリウム鋼板★鋼板の表面にアルミニウムと亜鉛、そしてわずかな量のシリコンを組み合わせためっき加工を施した金属素材のことです。
トタンなど従来の亜鉛めっき鋼板と比べて、アルミニウムが持つ高い防食性と亜鉛による犠牲防食作用(傷がついた部分を亜鉛が先に酸化することで、内部の鉄が錆びるのを防ぐ仕組み)の両方を兼ね備えているため、非常に錆びにくく耐久性に優れているのが特徴です。
軽量で加工性も高いことから、屋根や外壁はもちろん、今回のような庇や水切りといった板金部材にも幅広く使用されています。
下端水切りの板金端には、
ムダ折りという加工を施しました。
ガルバリウム鋼板の端を切りっぱなしのまま取り付けると切り口が錆びてしまうため、
端を内側に折り込んで保護しています。
アール型の曲線に沿って、下端水切りの取り付けがすべて完了しました✨
ガルバリウム鋼板が途切れることなく美しくつながっている様子が分かります。
下端水切りがしっかりと設置されたことで、庇の先端から雨水が下地に伝って浸み込むのを防ぐ、基本的な
雨漏り対策が整いました!
庇の正面にもガルバリウム鋼板を張り、板金同士のつなぎ目には
ハゼ継ぎという工法を用いました。
板金の端を折り曲げて隣の板金と引っかけることで、隙間からの雨水侵入を防いでいます。
曲線の多いアール型の庇では、このハゼ継ぎの精度が仕上がりの美しさと防水性能の両方を左右します。
庇と外壁が接する部分には
壁際水切りを取り付けてビスで固定し、境目には
シーリングを充填しました。
この壁際水切りとシーリングの組み合わせが、外壁と庇の隙間からの雨水侵入を防ぐ役割を担っています。
岸和田市 テナントビルの庇には、集水器に向かって水が流れるよう
緩やかな傾斜をつけています。
また、
庇の道路側の部分を少し高く作ることで、雨水は自然と外壁側に取り付けた壁際水切りに流れ落ち、傾斜を伝って集水器へと導かれる仕組みになっています。
庇の道路側の面にもガルバリウム鋼板をかぶせ、テナントビルのアール型庇が完成しました✨
下端水切り、ムダ折り、ハゼ継ぎ、壁際水切りといった技術の積み重ねが、見た目の美しさと雨漏り対策の防水性能を兼ね備えた仕上がりを支えています!
天井点検口の設置も完了しました✨
これで、今後庇の内部に不具合が生じた際にも、軒天井を壊さずに状態を確認できます😊
今回、岸和田市のテナントビルで発生した庇の崩落は、外壁のひび割れと窓枠の腐食から長年雨水が侵入し続けたことが原因でした。
解体を進める中では、白蟻被害による木下地の腐食や集水器の詰まりなど、外からは分からない劣化もいくつも見つかりました。
アール型の庇を新しい木下地から組み直し、軒天井を目透かし張りで仕上げ、最終的にガルバリウム鋼板で下端水切り・壁際水切り・ハゼ継ぎ・ムダ折りといった板金仕上げを行うことで、見た目の美しさと防水性能を兼ね備えた庇へと修繕することができました。
今回のように、外壁のひび割れや窓まわりの傷みは、放置すると庇の崩落など思わぬ大きな被害につながることがあります。
小さな異変の段階で点検を行うことが、建物を長く安全に維持するための一番の近道です。
岸和田市のテナントビルや店舗、住宅で庇の傷み、雨漏りに関するお悩みがある方は、お気軽にご相談ください😊
現場調査・お見積りは無料で承っております!
庇復旧工事
工期 11日間
工事価格 約120万円(税込)
(既存庇解体・撤去工費、天端及び立上り内外壁共ガルバリウム鋼板平板張り・防水シート費含む)
岸和田市 T様のテナントビルに関するブログはこちら