阪南市Y様邸の工場を調査したところ、軒樋の継ぎ目に隙間ができているのを確認しました。
台風の強風による変形や継ぎ手の緩みが原因と考えられます。
隙間から雨水があふれると外壁の劣化や雨漏りを招くため、工事時にしっかり修理を行う予定です。
軒樋の隙間は見落としやすいですが、雨漏り予防には重要なチェックポイントです。
阪南市で突風が吹き2階建ての瓦屋根や小波スレート屋根に被害発生 約379万円(工期22日)
阪南市にお住まいのY様邸より「台風で家と工場が被害を受けたので、見に来てほしい」とのご相談をいただきました。
やまなか工務店では、このような台風被害や雨漏りトラブルにも迅速に対応させていただいております。
台風の強風により、阪南市Y様邸それぞれの建物に様々な被害が発生していることが一目で分かりました。
南大阪の海沿いエリアは台風の影響を受けやすく、特に屋根瓦や外壁の漆喰、雨樋などに被害が集中する傾向があります。
軒樋とは、屋根の軒先に取り付けられ、雨水を受け止めて流す大切な部分です。
軒樋を割れたまま放置すると、雨水が外壁を伝って建物内部に浸入し、雨漏りや腐食の原因になります。
Y様とご相談のうえ、今回は銅製から軽くて扱いやすい塩ビ製の軒樋へ交換することになりそうです。
塩ビ製の軒樋とは、塩化ビニルという軽くて丈夫な素材でできた雨樋のことで、サビにくく、価格も手ごろです。
阪南市Y様邸の木造2階建て住宅の屋根は、台風の強風により瓦がめくれたり破損したりする大きな被害を受けていました。
被害箇所にはブルーシートがかけられ、雨水が室内に侵入しないように雨養生(あめようじょう)が施されていました。
雨養生とは、雨漏りを防ぐために一時的にシートなどで覆う応急処置のことです。
ブルーシートが風で飛ばされないよう、重りをしっかりと乗せて固定してありました。
このような応急処置は台風後の二次被害を防ぐために非常に重要です。
しかし、あくまで一時的な対策ですので、お客様には、屋根修理のご提案をさせていただきました。
阪南市Y様邸の木造2階建て住宅の外壁を調査したところ、黒い外壁の漆喰(しっくい)が剥がれているのを発見しました。
漆喰とは、消石灰を主原料とした日本の伝統的な塗り壁材で、防水性や調湿性に優れた素材です。
外壁の漆喰が剥がれていると、剥がれた部分から雨水が外壁の内部に染み込んでしまいます。
外壁内部に水が侵入すると、構造材の腐食やカビの発生を引き起こし、最終的には深刻な雨漏りの原因となってしまいます。
Y様邸が工事を行う際には、剥がれた部分に建物の色に合わせた黒色の漆喰で補修する予定です。
阪南市Y様邸の屋根を詳しく調査していくと、丸瓦が割れている箇所を発見しました。
丸瓦(まるがわら)とは、筒状の形の瓦のことで、日本瓦屋根の棟部分や平瓦の継ぎ目を覆うために使用される重要な瓦です。
丸瓦が割れていると、その隙間から雨水が屋根の内部に侵入してしまいます。
また、割れた瓦が強風で飛散すると、近隣の建物や通行人に危害を及ぼす恐れもあります。
Y様邸の工事では、割れている丸瓦を新しい丸瓦に交換する計画を立てようと思っています。
阪南市Y様邸の谷樋(たにどい)を確認したところ、台風で飛ばされた瓦の破片や枯葉が溜まっているのを発見しました。
谷樋とは、屋根の谷部分(二つの屋根面が合わさってできる凹んだ部分)に設置される樋のことで、大量の雨水が集中して流れる重要な場所です。
このまま放置すると、雨が降った際に雨水の流れが悪くなり、谷樋が詰まって水が溢れてしまいます。
溢れた雨水は屋根の隙間から建物内部に侵入し、深刻な雨漏りを引き起こす原因となります。
特に台風や大雨の後は、谷樋に様々な異物が溜まりやすいため注意が必要です。
Y様邸が工事を行う場合、谷樋の清掃も行う予定です。
阪南市Y様邸の平屋建て工場の屋根が、台風の強風により一部剥がれてしまっていました。
工場の内部から屋根を見上げると、ブルーシートで覆われているのが確認できました。
屋根には雨養生が施され、工場内に雨水が侵入しないよう応急処置がされていました。
Y様邸の工場で工事を行う際には、飛ばされた屋根部分の小波スレートを張り替える計画を立てています。
小波スレートとは、波型に成形されたスレート(セメントと繊維を混ぜて固めた薄い板)のことで、工場や倉庫の屋根によく使用される軽量で丈夫な屋根材です。
阪南市Y様邸の工場の屋根をさらに詳しく調査したところ、小波スレート屋根の表面が部分的に欠けている箇所や、穴が開いている箇所が複数見つかりました。
これらの損傷は台風の飛来物による衝撃や、経年劣化が原因と考えられます。
Y様邸の工場で工事を行う際には、小波スレート屋根の表面が欠けている部分や穴の開いている部分に、新しい小波スレートを『重ね張り工法』で修理しようと思っています。
『重ね張り工法』とは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法で、屋根の強度を高めることができます。
また、既存の屋根を撤去する手間が省けるため、工期の短縮とコスト削減にもつながります。
竪樋とは屋根の雨水を地面へ流す縦の雨樋のことで、エルボは雨樋の向きを変える部材です。
外れると雨水が外壁に当たり、雨漏りの原因になることもあります。
正確に交換できるよう、現場で型番を確認しました。雨樋修理は雨漏り予防の第一歩です。
阪南市Y様邸の工場のシャッターボックスが破損しているのを発見しました。
シャッターボックスとは、シャッターを巻き上げて収納する箱型の部分のことで、通常はシャッターの上部に設置されています。
シャッターボックスが破損していると、シャッターの開閉がスムーズにできなくなったり、シャッター本体が傷んだりする恐れがあります。
また、破損部分から雨水が侵入し、シャッターの巻き上げ機構が錆びて故障する原因にもなります。
工場の出入り口として毎日使用するシャッターが正常に機能しないと、業務に大きな支障をきたします。
破損したシャッターボックスは、Y様邸で工事を行う際にしっかりと修理する段取りにしています。
門長屋とは、敷地入口に建てられた日本の伝統的な長屋形式の建物です。
漆喰が剥がれると雨水が内部に染み込み、木材の腐食やカビ、耐久性の低下を招きます。
放置すると雨漏りや構造の劣化につながります。
台風被害を受けた阪南市Y様邸の門長屋を調査したところ、外壁上部の漆喰が広範囲に剥がれているのを確認しました。
複数箇所で劣化が見られたため、お客様には、全面的な漆喰の塗り替えをご提案しました。
漆喰は経年で劣化しやすく、部分補修では再び剥がれる恐れがあります。
全面塗り替えにより建物全体を均一に保護でき、美観や耐久性が向上します。
阪南市Y様邸の門長屋の屋根の状態を確認しました。
台風の強風の影響により、屋根瓦が割れたり飛ばされたりする大きな被害が発生していました。
雨が降った際に雨水が室内に侵入しないよう、被害箇所にはブルーシートが被せられ、しっかりと雨養生が施されていました。
強風でブルーシートが飛ばされないように、屋根の上には重りが複数置かれて固定されていました。
ブルーシートは応急的な処置になるため、お客様には、門長屋の屋根の修理をご提案させていただきました。
台風の強風で、阪南市Y様邸の門長屋の袖瓦が飛ばされているのを確認しました。
袖瓦は屋根の端を守る大切な瓦で、外れると破風板が傷み、雨漏りの原因になります。
飛散による二次被害の恐れもあるため、今回は壊れた瓦を丁寧に外し、新しい袖瓦へ交換する予定です。
鬼瓦は棟の端にある装飾瓦で、魔除けの意味もあります。
漆喰が剥がれると雨水が入りやすく雨漏りの原因になるため、Y様邸が工事を行う際は、漆喰を詰め直す予定です。
平瓦は屋根の平らな面を覆う基本の瓦で、漆喰が剥がれると雨漏りや瓦のズレ、飛散の原因になります。
Y様邸が工事を行う場合、剥がれた部分すべてに漆喰を詰め直す予定です。
雨染みは、雨漏りのサインで、放置すると木材の腐食やカビ、天井落下の恐れがあります。
早急な原因調査と修理が必要です。
雨漏りで壁に水分が溜まると高湿度になり、カビが繁殖します。
カビは、見た目だけでなく健康被害の原因にもなるため、雨漏りの修理とカビ除去・壁補修が必要です。
サイズが合わないと取り付けや雨漏りの原因になるため、幅・高さ・奥行きをミリ単位で測定しました。
現場調査後、後日お客様に見積もりを提出し、正式に工事をご依頼いただきました。
強風で小波スレートが剥がれた箇所を調査すると、下地の野地板が腐食していました。
野地板とは屋根材を支える重要な部材のため、腐食部分を構造用合板に交換し、ビスでしっかり固定して耐久性を高めました。
構造用合板とは、木の板を重ねて接着した丈夫な板で、建物の骨組みや屋根の下地に使われる部材です。
阪南市Y様邸の工場の屋根に、野地板の張り替えが完了したら、次に野地板の上にアスファルトルーフィングという防水シートを張っていきます。
アスファルトルーフィングとは、アスファルトを染み込ませた防水性の高いシート状の建材のことで、屋根の一次防水層として非常に重要な役割を果たします。
アスファルトルーフィングを張ることで、屋根材の隙間からの雨水侵入を防ぎ、野地板を守ることができます。
軒先から棟に向かって重ね、重ね幅は10cm以上確保するのがポイントです。目に見えない工程ですが、丁寧に施工することで屋根の寿命を延ばすことができます。
防水シート施工後、加工した小波スレートを慎重に張っていきます。
波型のスレートを重ね合わせ、雨水が侵入せず風で飛ばされないよう職人が一枚一枚丁寧に施工します。
屋根の勾配に合わせることで、丈夫で長持ちする屋根が完成します。
ビスにはゴムパッキンがあり、雨水の侵入を防ぎます。
ビスはスレートの山部分に打ち込み、職人が適切な力で丁寧に施工することで、台風にも強い屋根が完成します。
台風で損傷した小波スレートは、サイズに合わせて加工し『重ね張り工法』で補修しました。
小波スレートと小波スレート同士の隙間にはシーリング材を充填し雨水を防ぎます。
既存屋根を撤去せず二重構造にすることで、丈夫で防水性の高い屋根に仕上がり、工期やコストも抑えられます。
工場屋根の棟部分に板金職人が棟板金を取り付けます。
棟板金は屋根の頂上を覆い雨水を防ぐ重要な部材で、端は折り加工して雨水の侵入を防ぎます。
固定後、継ぎ目にシーリング材を充填し、機能性と美観を兼ね備えた棟が完成します。
阪南市Y様邸の工場屋根の棟部分に、波型屋根材専用の波板用棟材を取り付けました。
波の形に合わせて作られているため隙間なく設置でき、棟からの雨水侵入を防ぎつつ、美しく仕上がります。
屋根材に最適な材質を選ぶことで、耐久性と見た目の両方を確保できます。
波の形に合わせて作られているため、隙間なく設置でき棟からの雨水侵入を防ぎます。
見た目もすっきり美しく仕上がり、屋根材に合った材質を選ぶことで耐久性と美観を両立できます。
ワッシャーでしっかり押さえ、ゴムパッキンで雨水の侵入を防ぎます。職人が丁寧に施工し、工場の屋根が丈夫に生まれ変わり、雨漏りの心配もなくなりました。
破損部分を交換し、防水処理を施して雨水侵入を防ぎます。
修理後は見た目も機能も元通りで、シャッターの開閉もスムーズになりました。
これで工場全体の修理が完了し、通常通りシャッターを使用することができます。
漆喰は水で練り、硬さを調整して施工することで、密着性が高くひび割れしにくい仕上がりになります。
材料の準備が整い、塀瓦の本格的な修理工事が始まりました。
棟瓦は屋根の頂上を守り強度を高める重要な瓦、平板瓦は軽量で施工しやすい現代住宅向けの瓦です。
既存瓦と色・形を合わせ、職人が慎重に選定しました。
阪南市Y様邸の塀瓦の棟部分が台風で破損していました。
破損すると塀の内部に雨水が侵入し、塀の劣化や倒壊の危険があります。
職人が周囲の瓦を傷つけないよう慎重に撤去し、養生や安全対策を行いながら作業を進めました。
新しい葺き土を適度な硬さに整えて盛り、瓦をしっかり固定します。葺き土の施工は瓦の安定性に直結する重要な工程です。
葺き土を整えた後、棟瓦を一枚ずつ慎重に積み上げます。
水平や継ぎ目をミリ単位で確認し、隙間なく積むことで、美しく丈夫な棟が完成します。
熟練職人の技術で、伝統的な瓦積みを現代にも受け継いでいます。
塀の端に冠瓦を取り付け、雨水の侵入を防ぎます。
下地の葺き土に乗せ、中心を確認して設置後、銅線やステンレス線で固定し、隙間には漆喰を詰めて完全に密閉します。
正しく設置された冠瓦は塀の見た目を引き締め、内部構造も長期間保護します。
職人の技術で美観と機能性を両立させた重要な工程です。
塀瓦の角に隙間があるのを発見しました。このような隙間があると、そこから塀の内部に雨水が侵入してしまいます。雨水が塀の内部に入ると、内部の土や構造材が湿って劣化し、塀の強度が低下してしまいます。
塀の角は、黒色の漆喰で隙間を埋め防水します。
職人が適度な硬さに練り上げ、コテで丁寧に充填することで、見た目も美しく、完全な防水性能を確保しています。
これで阪南市Y様邸の塀瓦の修理は完了しました。台風により破損していた塀瓦が、新しく丈夫な状態に生まれ変わりました。
修理が完了した塀は、雨水の侵入を完全に防ぎ、長期間にわたって敷地を守り続けます。
また、見た目も美しく、建物全体の価値を高めています。
塀瓦の修理は、建物の外観と機能性の両方を向上させる重要な工事です。
次に、台風被害を受けた阪南市Y様邸の木造2階建ての住宅本体の修理を行います。2階の屋根は台風の強風で屋根瓦が割れたり、めくれたりする大きな被害を受けていたため、ブルーシートをかけて雨養生していました。
ブルーシートが強風で飛ばされないよう、重りを複数乗せて固定してありましたが、このような応急処置では完全に雨漏りを防ぐことはできません。特に横から吹き込む雨や、長時間降り続く雨には対応できないため、できるだけ早く本格的な修理が必要です。
2階建ての屋根は高所作業となるため、安全対策も非常に重要です。
足場を設置し、安全帯を着用した上で、熟練した職人が慎重に作業を進めていきます。住宅の屋根修理は、家族の安全と快適な暮らしを守るための最重要工事です。
固定金具を適切に取り付け、高所作業も安全に行い、雨漏り予防の重要な工事を完了しました。
次に、軒樋が強風で飛ばされないように、銅線を使ってしっかりと固定していきます。
銅線(どうせん)とは、銅でできた針金のことで、柔軟性がありながら強度も高いため、屋根工事でよく使用されます。
南大阪エリアは台風の影響を受けやすい地域のため、このような台風対策は非常に重要です。雨樋の固定をしっかり行うことで、長期間安心して使用できる雨樋システムが完成します。
こちらの写真が軒樋を固定する銅線になります。
銅線は錆びにくく、長期間にわたって固定力を維持できるという利点があります。
職人が銅線を軒樋に巻き付け、屋根の構造材にしっかりと固定していきます。
この作業により、台風のような強風が吹いても、軒樋が飛ばされたり、ずれたりすることを防ぎます。
適切な勾配で雨水がスムーズに流れ、雨漏りリスクが減少します。
また、メンテナンス性も向上し、建物の寿命を守ります。
阪南市Y様邸の屋根は台風で瓦が飛び、応急的にブルーシートで養生されていました。
シートは劣化しやすいため、足場を設置し安全に本格修理を行い、雨漏りを完全に防ぎます。
足場は作業の安全確保と効率向上に不可欠で、職人が丁寧に施工できる環境を整えます。
足場があることで、職人が道具を仮置きできたり、複数の職人が同時に足場の上を移動でき、作業効率がUPします。
メッシュシートは、飛散防止や安全確保のためで、風も通すため強風時も足場が安定し、安心して工事が進められます。
阪南市Y様邸の屋根修理では、まず割れた丸瓦を慎重に取り外し、古い葺き土を新しいものに入れ替えました。
葺き土で瓦を安定させた後、周囲と噛み合うよう新しい丸瓦を丁寧に取り付けました。
新しい丸瓦は、銅線で屋根下地にしっかり固定しました。
錆びにくい銅線は、台風の強風でも瓦のずれや飛散を防ぎ、長期間安心して使用できます。
まず周囲の瓦を傷つけないよう慎重に取り外し、その後、屋根の勾配を確認しながら新しい平瓦を設置します。
瓦の重なり具合も調整し、雨水が侵入せず、美しい屋根のラインを保つよう施工しました。
新しい瓦は既存の瓦と自然に調和し、屋根の美しさを損なわず仕上がっています。
これで屋根の防水性能も回復し、雨漏りの心配はなくなりました。
屋根は家全体を守る重要な部分です。
破損を放置せず、早めの修理が建物の長寿命につながります。
岸和田市や阪南市での屋根修理やリフォームは、経験豊富なやまなか工務店にお任せください。
風の通り道や建物の向きによって被害が集中します。
広範囲でも、一枚一枚丁寧に修理することで屋根を確実に復旧します。
撤去後は下地の状態を確認し、必要に応じて野地板や防水シートを補修・交換します。
下地を整えたら、新しい葺き土を適度な硬さに盛り、瓦を安定して設置できる状態にします。
葺き土を整えたら、平瓦を屋根の勾配に合わせて丁寧に積み上げます。
勾配や瓦の重なり、列の直線性を職人が確認しながら作業し、美しく機能的な屋根を完成させます。
確実な施工で、長年家を守る丈夫な屋根になります。
屋根の棟と平瓦の隙間の剥がれた漆喰を丁寧に取り除き、下地を清掃した後、職人が適量の白漆喰をコテで詰めます
。適切に施工することで、防水性が高く長持ちする仕上がりになります。
乾燥後は硬化して防水性を発揮し、調湿や防カビ効果で屋根を長持ちさせます。
定期的な補修で雨漏り被害を防ぐことができます。
阪南市Y様邸の屋根修理が完了し、台風被害も完全に復旧しました。
最後に足場を解体し、2階建ての屋根の修理は完了になります。
新しい瓦と既存瓦が調和し、美観と防水性が回復しました。
お客様より「安心して暮らせる屋根になりました。」との嬉しいお言葉をいただきました。
和室のサッシと外壁の間にわずかな隙間を発見しました。
隙間があると雨水が侵入し、雨漏りや壁内部の腐食・カビの原因になります。
早期に隙間を埋めることが建物を長持ちさせるポイントです。
養生テープで周囲を保護し、シーリング材を注入してヘラで平らに整えます。
これで隙間が塞がれ、雨水の侵入を防げます。
屋根の瓦の隙間を発見したため、シーリング材で埋めて防水しました。
養生テープで周囲を保護し、専用ガンで隙間の奥まで充填して雨水の侵入を防ぎます。
大工が壁を正確に測り、慎重に開口部を作成した後、防湿・耐久性に優れた板材で押し入れを組み立て、丈夫で使いやすく仕上げました。
これで、Y様邸の和室の押し入れ作成が完了しました。
新しい収納スペースは、和室の雰囲気にしっくりと馴染み、まるで元からあったかのような自然な仕上がりです。
工事完了後、Y様からは「これで和室の収納スペースが充実し、大切な物を安全に保管できるようになりました。季節の布団や思い出の品をきちんと整理できて本当に助かります」という嬉しいお言葉をいただきました。
現代のサッシは断熱性や気密性に優れており、冷暖房効率の向上や結露の防止にも効果的です。
Y様邸では、和室の快適性を大幅に向上させるため、品質の高いサッシを選定しました。
阪南市Y様邸で和室のサッシを入れ替えるため、まず古い窓枠を電動ドライバーで丁寧に取り外していきます。
今回は「斫り(はつり)工法」と呼ばれる本格的な方法を採用しました。
斫り工法とは?
斫り工法とは、コンクリートやモルタルなどを削って取り除く作業のことです。
外壁や内壁を一部壊して施工するため大掛かりな工事となりますが、新築時と同じようにサッシを完全に入れ替えることができるメリットがあります。
カバー工法と違い、サッシ枠そのものを新しくするため、開口部を広く保つことができ、採光性も損なわれません。
隙間にはシーリングで防水処理を施し、開閉もスムーズになりました。
「仕上がりは新築のように美しい！」と、お客様にも喜んでいただけました。
次に、窓枠を取り外す際に斫った外壁の焼杉板を修復していきます。
焼杉板とは?
焼き杉板とは、杉の板の表面を焼いた日本の伝統的な外壁材です。
表面を炭化させることで、防虫・防腐効果が高まり、耐久性に優れています。
また、独特の黒い風合いが日本建築の美しさを引き立てます。
まず欠損部分をメジャーでミリ単位まで正確に計測し、その寸法にぴったり合わせて加工した焼杉板を取り付けました。
この木材が新しいサッシを支える重要な下地となるため、強度と精度の両方が求められる繊細な作業です。
水平を確認しながらビスや釘で確実に取り付けることで、長期間の耐久性を確保します。
すべての木材の固定が完了し、サッシ取り付け工事が無事完了しました。
職人の技術と丁寧な仕事により、見た目の美しさだけでなく、構造的にも安心できる仕上がりとなりました。
断熱性能も向上し、夏は涼しく冬は暖かい快適な和室になりました。
サッシの開閉もスムーズで、採光も良くなり、和室で過ごす時間がより心地よいものになったそうです。
門長屋は日本の伝統的な建築様式で、敷地の入口に設けられた格式ある建物です。
今回は、外壁の漆喰の塗装と、瓦屋根の修繕を行うことになりました。
台風の影響で傷んだ部分を丁寧に修復し、伝統建築の美しさを取り戻していきます。
阪南市のY様邸では、台風の影響で門長屋の外壁の漆喰(しっくい)にひび割れや剥がれが発生していました。
漆喰は年月とともに劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。
門長屋の外壁の漆喰は塗り替え時期が来ていたので、この機会に全面的な塗り替えを行うことになりました。
今回は伝統的な白色漆喰を使用し、熟練した左官職人の手で丁寧に塗り替え工事を行いました。
粉末状の白色漆喰を、職人が水を加えて丁度良い硬さを見極めながら丁寧に練り上げます。
硬すぎても柔らかすぎてもうまく塗れないため、この練り作業が仕上がりの美しさを左右する重要なポイントです。
季節や気温によっても水の量を調整する必要があり、長年の経験が活きる作業です。
台風被害にあった阪南市Y様邸の外壁に漆喰を塗るため、熟練した左官職人が、角コテと中塗りコテを使い分けながら、梯子で安全に作業を進めます。
角コテとは?
角コテとは、角のある部分をきれいに仕上げるための専用のコテのことです。
壁の角や入隅などの細かい部分を美しく仕上げることができます。
中塗りコテとは?
中塗りコテとは、仕上げの前の”中間の塗り”をするための道具です。
下塗りと上塗りの間に使用し、表面を平らに整えます。
塗装しない部分はブルーシートでしっかり養生し、周囲に漆喰が飛散しないよう配慮します。
コテを使って均一な厚みで漆喰を塗り重ねていき、美しい白壁を作り上げていきます。
職人の確かな技術により、ムラのない滑らかな仕上がりを実現します。
台風被害にあった阪南市Y様邸の門長屋の反対側の外壁にも、同じように漆喰を塗っていきます。
職人が手板に練りあがった白色の漆喰を適量取ります。
手板とは? 手板とは、材料を一時的にのせて持ち運ぶための板のことです。
左官職人はこれを片手に持ち、必要な量の漆喰をコテで取って作業します。
左官職人が手板の漆喰をコテに取り、外壁に漆喰を塗り広げていきます。
力加減とコテの角度を調整しながら、均一な厚みで塗り重ねていくことで、表面が滑らかで美しい白壁が完成します。
台風でひび割れていた部分も、この丁寧な作業によって完全に分からなくなりました。
職人の技術によって、まるで最初からひび割れなど無かったかのような美しい仕上がりになっています。
台風被害を受けた阪南市Y様邸の門長屋の外壁の漆喰の塗り替えが完了しました。
真っ白な漆喰壁が完成し、台風で傷んでいた外壁が新築のような輝きを取り戻しました。
漆喰は乾燥後にしっかりと硬化し、海に近い阪南市でも風雨からしっかりと建物を守ります。
また、漆喰には調湿効果もあり、室内環境を快適に保つ効果も期待できます。
「こんなにきれいになるなんて思っていませんでした!まるで新しい建物みたいですね」とY様にも大変お喜びいただけました。
伝統的な美しさが蘇り、これで安心して暮らしていただけます。
この部分も同様に丁寧に漆喰を塗り替え、綺麗に生まれ変わりました。
玄関はお住まいの顔とも言える大切な場所です。
美しい白い漆喰壁が、訪れる方を気持ちよくお迎えします。
やはり門長屋の屋根も台風被害にあい、屋根瓦が飛ばされたり、割れたりしていました。
被害にあった箇所の屋根にはブルーシートで雨養生され、ブルーシートが飛ばないように、重石が置かれていました。
このような応急処置は大切ですが、本格的な修理が必要な状態でした。
阪南市Y様邸の門長屋の袖瓦修理をご紹介します。
袖瓦は屋根の端にあり、破損すると雨漏りの原因になります。
熟練の職人が破損瓦を慎重に撤去し、下地や葺き土の状態を確認した上で、新しい袖瓦を屋根の勾配に合わせて一枚ずつ丁寧に積み上げました。
職人の技術でズレや隙間なく施工され、美しく安心な仕上がりになりました。
これで雨の日も安心です。
阪南市Y様邸の門長屋で、台風による漆喰剥がれを修復しました。漆喰は瓦と瓦の隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ重要な材料です。
職人が白色の漆喰を水で練り、下地を清掃した後、コテで丁寧に隙間なく充填。適量を見極めることで、雨漏りを防ぎつつ美しく仕上げました。
漆喰詰め替えにより、屋根の美観と機能性が回復し、安心して暮らせる状態になりました。
既存の漆喰を除去し、下地を清掃した後、熟練職人が丁寧に充填しました。
隙間なく美しく仕上がり、雨水の侵入も防げる安心な状態になりました。
阪南市Y様邸の門長屋で欠けた熨斗瓦(のしかわら)をコーキング材で修繕しました。
柔軟なコーキングで雨水の侵入を防ぎ、屋根の耐久性を回復。小さな欠けも早めの対応で建物を長持ちさせます。
これで、阪南市Y様邸の門長屋の修繕が完了し、すべての工事が完了しました。
台風による被害から始まった今回の工事でしたが、和室の押し入れ新設、サッシの全面交換、そして門長屋の外壁・屋根の修繕と、トータルでお住まいを生まれ変わらせることができました。
Y様からは「台風の被害で不安な日々を過ごしていましたが、こんなに綺麗に、そして丈夫に修理していただいて、本当に感謝しています。職人さんたちの丁寧な仕事ぶりに感動しました」との温かいお言葉をいただきました。
家の屋根の劣化や、外壁の色あせなどでお悩みのお客様は、やまなか工務店にご相談下さいね。
阪南市Y様邸の台風被害による雨樋・屋根・他修理工事
工期 22日間
工事価格 約379万円（税込）
（既存軒樋撤去工,足場組払い工,既存シャッターBOXカバー板1枚復旧工,廃材搬出・産業廃棄物処分費,運搬・搬入費,諸経費含む）
