ベランダの水が廻った床の修理のご紹介 2/9 貝塚市

貝塚市K様邸 ベランダ防水

ドレン周辺の床がフワフワです

貝塚市でベランダの下端からポタポタと雨漏りするとのご相談がありベランダを防水することになりました。

雨漏りしていたドレン周りの床を踏むと傷んで動いていたので、防水する前に劣化部を修理することになりました。今回はその様子をご紹介します。

傷んでいる部分の防水層撤去

傷んでいる部分のFRP防水をカットしてめくりました。

FRPは繊維強化プラスチックのことで、ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチックです。FRP防水は、FRPを使用して被覆防水層を形成する防水工法です。

ドレン付近の下地に水が廻っています

防水層を撤去すると、ドレン付近の水が流れる方向に勾配を付けた下地に水が廻って腐食していました。

水が廻って下地が傷み、踏むとフワフワしていたのでしょう。

上の下地を撤去するとその下も濡れていました

更に、勾配下地を撤去すると、その下にある下地も濡れていました。

ベランダの構造部分が傷んでいないか心配だということで、ここに小さな開口を開けて中を確認しましたが問題ありませんでした。

補強の下地を設置しました

構造部を確認するために開けた開口部の補強で角材で下地を設置しました。

この上にさらに下地の角材を組んでから構造用合板を張って二次下地を設置します。

下地の構造用合板を張りました

構造用合板を張って、劣化部の床を復旧しました。これで踏んでも床がきしむことはありません。

この上にFRP防水を施すので、既存の床との取り合いにコーキングを充填して防水します。

 

次はベランダ防水の様子をご紹介します。

 

前回はこちら(貝塚市のベランダのドレンの勾配調整)

 

つづきはこちら(貝塚市のベランダにガラスマット貼り付け)

関連のヤマナカ工事の日記を見る