ベランダの流れが悪いドレンの勾配調整のご紹介 2/8 貝塚市

貝塚市K様邸 ベランダ防水

水の流れが悪いようです

集水器を仮撤去して作業します

貝塚市のベランダ防水工事で本日は、ドレンの勾配調整の様子をご紹介します。

K様邸はベランダの下端でポタポタと雨漏りし、現地調査でドレン(排水口)周りの床に雨水が染み込んでいるのが分かり、水の流れが悪いことが原因だとの見解で、ドレンの勾配を調整する工事を行うことになりました。

集水器を仮撤去して、配管の隙間に楔を打ち込んで水が流れやすくなるように勾配を調整します。

ドレンの勾配確認

集水器を取り外して、ベランダの外側から作業します。

ドレンに詰まりがないか、また、どれくらい勾配が付いているのか、長い木材を差し込んで確認しています。

クサビ

水が流れる配管を下向きに傾けて調整するため、配管の隙間にクサビを打ち込みます。

 

クサビとは、木や金属などで、片方の端を厚く、もう片方に至るにつれて薄くなるように加工した材のことです。

クサビを打ち込みます

クサビを配管の上部の隙間に打ち込むと、圧迫する力で配管が下向きに調整されます。

金槌で奥までしっかりと打ち込みます。

配管周りにコーキング充填

クサビを打って配管の勾配を調整した後、配管周りにコーキングを充填して防水します。

集水器を復旧

最後に仮撤去していた集水器を取付けて完了です。

これで、ベランダに入った雨水がドレン付近に滞在することなくスムーズに流れるので、防水面の劣化を防ぐことができます。

 

続いて、ベランダの床の劣化部の修理をご紹介します。

 

現地調査はこちら(貝塚市のベランダの雨漏りの調査)

 

つづきはこちら(貝塚市のベランダの床の劣化部補修)

関連のヤマナカ工事の日記を見る