阪南市の色褪せたスレート屋根を塗装して美観性が向上!2/20

阪南市T様邸 化粧スレート屋根の塗装 

 

「屋根が色褪せて古くなってきたなぁ」

「屋根が劣化しているように見えるけど、そろそろ塗り替えないといけないかな?」

 

など、スレート屋根の色褪せなどを気にされている方はおられますか?

 

この記事では阪南市T様邸のスレート屋根の塗装の様子を参考に

「スレート屋根の塗り替えについて」ご紹介していきます。

 

 

まずは「スレート」についてお話します!

阪南市のスレート屋根

スレートは主に「厚型スレート」「薄型スレート」があり、文字通りスレートの厚みで呼び名が異なります。

また、「薄型スレート」「コロニアル」「カラーベスト」化粧スレートと同じ屋根材になります。

 

今回ご紹介するのは厚みが5mmほどの平らな屋根材、化粧スレートの塗装です。

 

化粧スレートは主にセメントや繊維質でできている為、もともと水分を吸い込み性質があります。そのため、表面を塗装して防水性を加えています。

 

■ ■ スレートの塗膜が傷むとどうなるの?■ ■

 

外気や紫外線の影響で塗膜が傷んでくると、スレートが雨水や湿気を含んでしまうので、

乾燥や吸水を繰り返すうちに「反り」や「割れ」などの劣化症状が現れます。

反りやひび割れが進んでしまうと、塗装でのメンテナンスができなくなり、屋根を葺き替えないといけなくなります!

 

早い段階で定期的に塗り替えると、そのような劣化症状からスレートを守ることができ、

防水性や耐久性を維持することができます。

 

 

阪南市の苔が生えたスレート

■ スレートの塗膜の劣化症状について

 

スレートの塗膜が劣化すると、屋根を見上げた時に「色褪せ」が目立つようになります。

 

また、塗膜が傷むとスレートが水分を含み、湿気を帯びるので苔が生えてくることも!!

 

「色褪せ」「苔」「反り」「ひび割れ」などの症状は塗膜の劣化のサインですので、塗り替えを視野に入れないといけません。

 

それでは、阪南市T様邸のスレート屋根の塗り替えの様子をご紹介します!

阪南市の屋根を洗浄すると真っ白になりました

旋回の記事で、屋根と外壁の高圧洗浄の様子を詳しくご紹介しました。

 

ここでは「塗装工事になぜ高圧洗浄が必要なのか」を簡単にお話しします。

 

高圧洗浄は強い圧を掛けた水で汚れなどを洗い落とす作業のことです。

 

塗装前に、塗装面に付着した汚れや苔、既存の塗膜を落とさないと、塗装した時に塗料に汚れなどが絡んでしっかりと密着しないので、必ず高圧洗浄が必要になります。

 

T様邸も事前に高圧洗浄を行い、屋根に付いた汚れや苔、塗膜が落とされて屋根残隊が白くなりました!

 

しっかりと乾燥させてから塗装を行います。

 

阪南市の屋根の下塗り

■ まずは屋根の下塗りを行います。

 

屋根や外壁の塗装工事は基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」と、3工程に分けて作業を行います。

 

下塗りでは、上に塗る塗料をしっかりと密着させるための接着効果がある塗料を使用します。

 

阪南市の下屋も丁寧に下塗りします

■ 下屋(下の屋根)も丁寧に下塗りします。

 

下塗りには接着効果がありますが、上に塗る塗料がスレートに吸い込まれるのを抑える効果もあります。

 

塗膜が傷んだスレートは、水分を吸い込むので、塗料も吸い込まれてしまいます。その吸い込みが激しいと、表面に残る塗膜の厚みが薄くなるので、吸い込みを抑えないといけません!

 

 

阪南市の屋根にタスペーサーを挿入

■ 下塗り後「タスペーサー」という縁切り部材をスレートの隙間に挿入しました。

 

スレートを塗り替えると、もともとある隙間が塗料で塞がってしまうので、内部に入った雨水が溜まって雨漏りすることがあるのです!!

 

スレートの隙間が塗料で塞がれるのを防止するために開発されたのが「タスペーサー」です。

 

あらかじめ、スレートの隙間に一定間隔でタスペーサーを挿入しておくと、上に塗料を塗っても隙間が確保されるという便利な部材です。

 

T様邸の屋根の塗り替え時にも、雨漏りしないようにきちんとタスペーサーを差し込みました!

 

 

阪南市の屋根の中塗り

■ タスペーサーを挿入した後、中塗りを行いました。

 

中塗りは上塗りと同じ塗料を使用することがほとんどです。

 

中塗りでお好みの色に色付けして、上塗りで塗りムラをなくして仕上げる流れになります。

 

T様邸は日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイSi」で塗装しました。

 

阪南市の屋根の板金も一緒に塗り込みます

■ 屋根に施工されている各板金も一緒に塗り込みます。

 

スレート屋根には、雨水が屋根内部に浸入するのを防ぐために、必要な箇所に板金を取付けています。

 

板金も塗装することで外気から守られて長持ちするので、すべて塗装させていただきます。

 

阪南市の屋根の上塗り

■ 中塗りを乾燥させてから上塗りします。

 

中塗りの塗膜と上塗りの塗膜で二重になり、厚みをもたせることができます。

 

どんなにいい塗料を使っても塗膜が薄いとその性能を発揮させることができません!

 

そのため、必ず「中塗り」「上塗り」に分けて塗装することが必須です。

 

 

阪南市の屋根塗装で細かい部分は刷毛で塗装

■ 板金の取り合いなどの細かい部分は刷毛で丁寧に塗装します。

 

取り合いや細合はローラーでは隅々塗装することができないので、塗装する部分に合わせて道具を変えています。

 

屋根の上は近くに寄らないとよく見えませんが、手を抜かず丁寧に塗装しています!

 

 

阪南市の下屋や板金もきれいになりました

■ 下屋も下塗り・中塗り・上塗りで塗装し、美しく仕上がりました。

 

T様邸の屋根は急こう配なので、下からよく見えます。

 

色褪せた屋根が塗装により引き締まりましたね!

 

阪南市の屋根塗装完了

■ 屋根塗装完了です!

 

色褪せて苔が生えていた屋根が、塗装で美しくなりました。

 

塗装は外観の美観性のためだけでなく、紫外線や外気の影響からお住いを守るためのものです。

 

屋根や外壁を定期的に塗り替えることが建物の防水性を向上させて、長持ちさせることに繋がるので、10年~15年に一度の間隔で塗り替えを計画しましょう。

 

次は外壁の塗装の様子をご紹介します。

 

前回はこちら(阪南市T様邸の屋根と外壁の高圧洗浄)

 

つづきはこちら(阪南市のスタッコ仕上げの外壁の塗装工事)

 

阪南市T様邸の現地調査の記事はこちら(屋根・外壁塗装と台風被害箇所の調査)

 

 

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☆ やまなか工務店はお住いのことはもちろん、塗装のご相談も承っております。


「塗り替えを考えてるんだけど、塗料も色々あるみたいだし、よく分からない・・」と、お困りの方もお気軽にご相談くださいね!

 

塗料の性能など分かりやすくご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

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