岸和田市にて耐震工事！耐力壁を設置して地震に強い家づくり
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耐震工事での耐力壁を作るにあたって、柱や受け材、耐震金物など様々な部材に厳格な基準があります。
使用する木材のサイズ、金物の種類、取り付け位置などは、建築基準法で細かく定められています。
やまなか工務店では、これらの基準を遵守し、安全性の高い工事を実施しています。
固定に使用する釘の長さや太さにも明確な基準が設けられています。
短すぎると固定力が不足し、長すぎると木材を割ってしまう恐れがあります。
建築基準に適合した長さの釘やビスを選定し、確実に部材を固定することで、揺れに対する変形を抑えます。
合板の種類も建築基準によって定められています。
耐力壁に使用する合板は、一定の強度と耐久性を持つ構造用合板である必要があります。
今回の工事では、建築基準法を満たした厚さと品質の合板を使用し、壁の耐久性を確保しました。
構造用合板に打つビスの間隔も、厳密に決まっています。
そのため、位置を正確に墨だししてからビスを打ち、合板全体に荷重を分散させました。
まず、岸和田市 K様邸の耐力壁をつくるため、既存の土壁を丁寧に剥がしていきます。
剥がした部分に、耐力壁の基盤となる柱を追加していきます！
つづいて、岸和田市 K様邸の土台に、電動ドリルを使用して穴をあけていきます。
この穴は、次の工程でケミカルアンカーを埋め込むための下地となります。
穴の深さや直径は建築基準に基づいて厳密に管理し、確実な固定ができるよう準備します。
先ほど電動ドリルで開けた穴に、ケミカルアンカーを入れます。
ケミカルアンカーを注入した後、アンカーボルトを打ち込み、土台(木)と基礎(コンクリート)をしっかりと固定します。
揺れが発生した際、ボルトが引き抜き力や横方向の力に抵抗し、壁が土台から外れるのを防ぐことで、建物全体の強度を高めます。
岸和田市 K様邸は、新築時のボルトが写っていますが、柱からの距離が遠く耐震性に欠けています。
そのため、新しいケミカルアンカーボルトは、規定通りの間隔で打ちました！
岸和田市 K様邸の耐力壁の下地として、受け材・胴つなぎ・間柱(まばしら)を適切な位置に設置し、適切な間隔で固定します！
胴つなぎと間柱で作った耐力壁の下地に、JAS規定の構造用合板を張っていきます。
この合板が耐力壁の面材となり、横からの力に抵抗する重要な役割を果たします。
合板を正確に配置し、基準に沿ったビス打ちを行うことで、建物全体の強度が大幅に向上します✨
岸和田市 K様邸は、市の補助金を受けずに耐震工事を希望されました。
補助金を利用した場合は国の中間検査がありますが、今回はそれに代わり、一級建築士の資格を持つ当社の代表が責任を持ってK様ご同席のもと中間検査を実施いたしました。
岸和田市 K様邸の屋根裏は、梁(はり)と柱を補強耐震金物でしっかりと繋ぎました。
すべての工程が終了した後、最終検査を実施し、基準通りに施工されているか細部まで確認します。
検査に合格したことを確認し、岸和田市 K様邸の工事が無事に完了いたしました✨
