基礎の補強の鉄筋を配置し立ち上がりの型枠を起こしました 6/9 岸和田市

岸和田市T様邸 増築・塗装その他改修工事

防湿シートを敷きました

岸和田市の全面リフォームで先日より増築部の基礎の設置を行っています。

前日、基礎の地面に砕石を敷き、転圧機でしっかりと締め固めたので、その上に防湿シートを敷きました。防湿シートは地面から上がってくる湿気を基礎内に伝わるのを抑えるシートです。

これから基礎の配筋を行います。

立ち上がりの基礎と一体化させます

表面がデコボコした鉄筋を基礎全体に配筋します。

基礎の立ち上がりに配置する鉄筋と床の鉄筋を繋げて一体化させます。

この鉄筋は、コンクリートの割れを防ぎ、丈夫な基礎を作るために必須です。

吸水と給湯の穴を確保

この増築部には洗面台とトイレを設置するので、先に排水管を通しておきました。

更に、基礎の立ち上がりに吸水と給湯の配管を通すので、コンクリートを打設する前に型枠に事前に穴を開けてコンクリートで塞がらないように詰め物をしておきます。

差筋アンカーと繋げます

前日、基礎と隣り合わせの本宅の外壁に差筋アンカーを施工しました。

その差筋アンカーと基礎の鉄筋を結束線でつないでからコンクリートを打設すると、建物と基礎が一体となり、より強い基礎になります。

もう一つの基礎を起こしました

補強の鉄筋を配筋してから、立ち上がりの基礎の型枠の手前にもう一つ基礎を起こしました。

型枠と型枠の間にコンクリートを打設して立ち上がり部分を形成します。

セパレーター

ここで活躍するのが前回ご紹介した「セパレーター」です。

セパレーターは向かい合う型枠の間隔を一定に保ち、コンクリートが膨張しても広がらない仕組みになっています。

これにより、均一な基礎の立ち上がりができるのです。

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