貝塚市の塗装工事で反っているサイデイングの固定をご紹介 6/7

塗装工事で使用する作業用の足場は全周足場になります。足場を設置する際に、カーポートの平板が干渉するので一部仮撤去させていただきます。

カーポートの平板を仮撤去している様子です。

Y様邸は建物の竪樋がカーポートの平板に干渉するため、平板をカットして樋を通し、取り合いにシーリングを充填されていました。その既存シーリングを撤去して平板を外します。

足場設置の様子です。

仮撤去したカーポートの平板があった部分に足場の単管（柱部材）を通して組み立てていきます。

このように足場設置の際にテラスやカーポートの板が干渉する場合、先に外させていただきます。

足場を設置し、周囲にメッシュシートを取付けました。

このメッシュシートは塗料の飛散や道具、職人の落下を防ぐ役割があります。

Y様邸はサイデイングパネルの外壁で、経年で目地のシーリングが劣化して内側に水が廻りサイディングが反り返ってきていました。このまま塗装しても反りは戻らないですし、仕上がりや防水性にも影響を及ぼすので、先にビスで固定し反りを戻す作業を行いました。

サイディングはパネルの端（目地の際）で釘留めされているので、そこから反ってきます。反りがひどい場合は、ビス留めする際にサイディングが割れてしまうことありますので、進行する前に対処しましょう。

屋根の棟板金を固定している釘も経年で緩んできていたので固定しなおします。

建物には棟やケラバ、壁際水切りなどいろんな箇所で板金を使用しています。それらすべてをチェックし、緩んでいる釘は打ち直しました。

抜けてきている釘を金づちで打ち直しました。

この上に塗装をかけるので、以前よりも釘が抜けにくくなります。