岸和田市でマンションのベランダ排水管破損からの水漏れ調査 11/4

岸和田市のマンションのベランダで雨漏りしているが直せますか？と問い合わせがありましたので現地に向かい確認しました。

現地を確認すると上の階のエアコンの水がベランダの隅にポタポタ落ちている状況でした。

下から見ると白いパテなどで補修された跡が見えました。

施主様に確認した所、数回自分達で考え修理してみたがまだ漏れているのでお問い合わせをしたとおっしゃっていました。

水は少しの隙間から入り一度水の通り道が出来ると慢性的に入ってしまうので注意が必要ですね。

漏れている箇所は外部の先端１箇所だったので恐らく破損部からだけの水漏れだと考えられました。

１、外部作業が伴うので部分足場の設置

２、ベランダの天井に開口を開け配管の部分交換

３、天井の復旧箇所と新しい配管への塗装 を行う事になりました。

後日足場職人と現地調査を行い２スパンの足場を組むことになりました。

今回は部分足場で高さもあるものを組み立てるので下からがっちりした足場を設置していきました。

上になるにつれて、材料を上げるのも大変になりますが安全に材用を上げながら組み立てました。

ベランダは防水処理をされているので上の防水層から開口を開けると大工事になるので、下の天井のケイカル板に開口を開ける方が工期、費用的にもお安く済むので天井のケイカル板に開口を開ける事にしました。

開口が開けれたので中を確認しました。

中は破損個所も無く破損しているのは外部に出ている箇所だけでした。

開口部より配管を撤去する為にカットしていきました。

狭い箇所にはなりますが職人が綺麗にカットしました。

外部は指示金具が取れ掛かっていたので、破損部より少し下でカットし一時撤去しました。

次に開口部より新しい配管を取り付けていきました。

同じサイズの物を連結させる部材で連結し外部に出しました。

外部にだした配管に新しい部材を取り付けました。

一時撤去していた上部も長さを合わせてカットし連結しました。

支持金具は固定し直し配管の設置が完了しました。

天井の復旧は元々下地の無い箇所に開口を開けているので固定が難しくなるので、

木材を使用し下地を既存天井に設置しそこに復旧する天井板をビス止めしました。

これだけだとビス頭、開口を開ける際に切った箇所に隙間が出来てしまうので

コーキングで隙間を埋めました。

外壁も塗装した段階の色ではなくなっているので

今の外壁の色に近づける為に調色して色を作ってもらいました。

少しづつ色を混ぜては見てみてを繰り返し調色が完了しました。

4階なので塗料をもって上がるのも緊張を緩めず向かいました。

到着しハケで塗ってもらいました。

塗装後に確認しましたがとても近い色になっていました。

天井の色は白を塗ればと思いますが白にも沢山種類があり、ほんの少しの色を混ぜては確認して調色してくれました。

綺麗に塗ってくれて天井も補修跡が目立たなくなりました。

後は足場を撤去すれば全行程完了になります。

足場解体も一つ間違えば大きな事故に繋がってしまう恐れがある為、慎重に安全に行ってくれました。解体も無事に完了し今回の工事は全行程完了になりました。

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