貝塚市の化粧スレート屋根の塗装でタスペーサーで縁切り 6/12

貝塚市Y様邸 屋根・外壁塗装工事 

屋根の高圧洗浄

貝塚市の外壁・屋根塗装工事で今回は屋根塗装の様子をご紹介します。

Y様邸の屋根は化粧スレート(平型の薄い屋根材)で、表面の塗膜が劣化し色褪せてきていました。先に高圧洗浄で屋根についた汚れや苔、古くなった塗膜などを洗い落としてから屋根塗装を行います。(高圧洗浄の詳しい様子は前回の記事をご覧になってください)

タスペーサーを挿入します

タスペーサー

スレート屋根の塗り替え時には、新しく塗った塗料で屋根材同士の隙間がふさがれないように「タスペーサー」という部材(写真・右)を瓦の隙間に一定間隔で挿入する必要があります。その作業を「縁切り」と言います。

塗り替え時に縁切りできていない場合、毛細管現象を引き起こして雨水が内部に吸い込まれて雨漏りする可能性があります。あらかじめタスペーサーを挿入しておくと、上に塗料を塗っても屋根材の隙間を確保できます。

下塗りします

タスペーサーを挿入した後、下塗りを行います。

下塗りとは塗料同士の密着を良くするための工程です。屋根材の種類や劣化の状態を見極めて下塗り塗料を選定します。今回はシーラーを使用しました。

続いて中塗りします

下塗りに続いて中塗りします。

屋根の塗装では一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装を行います。

中塗りと上塗りでお好みの色に着色することができます。

上塗りで仕上げます

中塗り乾燥後、上塗りします。

塗料に厚みを持たせる必要があるので、中塗りが乾いてから上塗りし、塗膜を二重にして仕上げます。

板金も塗装しました

屋根には棟板金や水切りなど、板金が使用されています。

板金も塗装してあげると見た目がきれいですし、長持ちします。

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