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高石市で陸屋根にブルーシートをかけて雨養生!雨漏りの応急処置 約5万円(工期2日)
やまなか工務店です。
高石市にお住まいのS様より「2階の天井から雨漏りがしている」とのご連絡をいただき、すぐに現場調査へ伺いました。
S様邸は陸屋根のお住まいで、防水層の劣化が進み、屋根下地や断熱材が露出してしまっている状態でした。
雨が降るたびにご不安が続かないよう、工事前にブルーシートと防水テープで屋根をしっかり養生し、応急処置を行いました。
お住まいの「ちょっとした異変」も早めの点検で、大きなトラブルを防げます。
屋根修理や防水工事のことなら、どうぞお気軽にやまなか工務店にご相談ください🍀

高石市S様邸より雨漏りがしているとのご連絡
高石市S様邸は2階建てにお住まいでした。
高石市S様邸の雨漏り調査をするため梯子で屋根の上にあがる
陸屋根とは?
陸屋根とは、傾斜のない平らな形状の屋根のこと。
陸屋根は、一般的な瓦屋根と異なり、雨水が自然に流れにくいため、防水層による確実な防水処理が必要不可欠です。
高石市S様邸の防水層の下地が見えている
防水層とは?
防水層とは、建物内部への雨水の侵入を防ぐために設けられる特殊な膜のことです。
ゴムシートやウレタン塗膜などの材料で作られ、陸屋根の表面を覆って雨水をシャットアウトします。
破損が特に激しい部分では、陸屋根の下地材が完全に露出している状態でした。
さらに、断熱材が見えている箇所も複数発見され、これでは雨漏りが発生するのも無理はありません。
断熱材とは?
断熱材とは、外と中の温度差をやさしく遮る“壁の中のバリア”のようなもの
防水層が破損するとどうなるの?
防水層が破損すると、雨水が直接建物内部に侵入し、天井や壁に雨染みができたり、構造材の腐食、カビの発生などの深刻な問題を引き起こします。
防水層が破損する原因は?
主な原因として、紫外線による劣化、温度変化による収縮・膨張、積雪や強風による物理的な損傷、経年劣化などが挙げられます。
高石市S様邸の陸屋根の端に雨水がたまったあとを発見
これは排水機能が低下している証拠で、さらなる防水層の劣化を招く原因となります。
高石市S様邸の軒下に雨水が染み込んでいる
高石市S様邸の軒下部分を調査すると、雨水が染み込んで、雨染みの跡が確認できました。
軒下とは?
軒下とは、屋根の端が建物の壁面より張り出した部分の下側のことです。
通常は雨水から壁面を守る役割がありますが、屋根からの雨漏りにより被害を受けやすい箇所でもあります。
雨染みとは?
雨染みとは、雨水が建物内部に浸透して乾燥した際に残る変色や汚れのことです。
一度できると除去が困難で、見た目の美観を損なうだけでなく、構造材の劣化を示すサインでもあります。
高石市S様邸のバルコニーに苔が生えている
S様邸のバルコニーでは、湿気の影響により苔が発生していました。
なぜ苔が発生するの?
苔は湿度が高く、日当たりの悪い環境を好みます。
雨漏りにより常に湿った状態が続くと、苔が繁殖しやすくなり、建物の美観を損なうとともに、さらなる湿気の原因となります。
高石市S様邸の幕板のシーリング材が剥がれかかっている
バルコニーの幕板周辺では、カビや汚れの付着も確認されました。
幕板とは?
幕板とは、バルコニーや階段などの手すりの下部に取り付けられる横板のことです。
雨水や汚れが付着しやすく、定期的なメンテナンスが必要な部位です。
さらに、幕板部分のシーリング材が剥がれかかっている状態も発見されました。
シーリング材とは?
シーリング材とは、防水の要となる重要な部材。
現場調査の結果を踏まえ、S様には根本的な解決策として、陸屋根の上にスレート屋根を設置することをご提案いたしました。
スレート屋根とは?
スレート屋根とは、薄い板状の屋根材を重ねて葺く屋根システムのことです。
軽量で耐久性に優れ、陸屋根の上に設置することで、確実な雨漏り対策が実現できます。
後日、詳細なお見積もりを提出させていただき、S様より工事のご依頼をいただくことができました。
高石市S様邸の雨養生をするための資材を搬入
本格工事まで期間があるため、雨漏り被害の拡大を防ぐための応急処置として、雨養生工事を実施しました。
雨養生とは?
雨養生とは、工事期間中や緊急時に建物を雨から守るための一時的な防水処理のことです。
主にブルーシートを使用して、雨水の侵入を防ぎます。
雨養生に必要な資材として、耐候性に優れたブルーシートと、確実な固定のためのボンド防水テープを現場に搬入しました。
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ブルーシートとは、雨や風から屋根や壁を守るための大きな青い防水シート。
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ボンド防水テープとは、水を通さない性質を持つ強力な粘着テープで、シートの端をしっかりと固定できます。
作業員がはしごを使って屋根の上へ資材を運びます。
高石市S様邸の陸屋根の上にブルーシートを広げる
このとき風で飛ばされないように、複数名の作業員で連携しながら、安全に丁寧に位置を調整していきます。
シートは、重なりやシワができないように平らにのばしながら展開するのがポイント。
高石市S様邸の屋根にブルーシートの端をボンド防水テープで固定している様子
ブルーシートの端の部分には「ボンド防水テープ」と呼ばれる、水を通さない強力な粘着テープを使用し、風によるズレやめくれを防ぎます。
テープの粘着力をしっかり発揮させるために、貼り付ける面のホコリや水分は事前にきれいに拭き取ってから施工します。
特に風の影響を受けやすい屋根の角や、雨水がたまりやすい場所は、補強の固定を加えるなど念入りにチェックします。
高石市S様邸の屋根にブルーシートの端をボンド防水テープで固定完了
これで本格工事までの間、雨漏りの心配をせず安心してお過ごしいただける状態になりました。
ブルーシートを烏がつついて破れた
しかし予想外の問題が…
数日後、現場を再確認した際、思わぬトラブルが発覚しました。
なんと、ブルーシートがカラスにつつかれて数か所に穴が開いていたのです。
穴の開いた部分には、再びボンド防水テープを丁寧に貼り直し、しっかりと穴をふさぎます。
陸屋根の雨漏りは、早期発見・早期対応が被害拡大防止の鍵となります。
同じような雨漏りでお困りの方は、被害が深刻化する前に、ぜひやまなか工務店にご相談ください。
陸屋根応急雨養生工事
工期 2日間
工事価格 約5万円(税込)
(屋根養生施工費,諸経費含む)
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