ベランダのメンテナンスでウレタン防水を施しました 11/27 岸和田市

岸和田市N様邸 屋根葺き替えを含めた改修工事 

ベランダを防水します

岸和田市の屋根葺き替えその他改修工事で前日、塀の塗装などの様子をご紹介しました。

本日は、ベランダの防水をお伝えします。

ベランダは外部にあるので何かしらの方法で防水処置されています。その防水が傷んでくると、雨漏りに発展することがあるので、今回メンテナンスすることになりました。防水の種類はウレタン樹脂塗膜防水です。

防水面が汚れていると仕上がりに悪影響(剥がれや浮きなど)を与えてしまうので、まずはベランダの掃除を行います。

カチオンクリートをしごき塗りします

続いて、下地の状態を整える工程です。

カチオンクリートという下地調整の塗材を、立ち上がりの壁や手すり壁、床面にしごき塗りして、健全な下地を作ります。

プライマーを塗布します

カチオンクリートが乾いてから、プライマーを塗布します。

プライマーは透明の接着剤のような塗料です。プライマーを塗ると、この上に背負うする防水層がしっかりと密着します。

 

床面にも塗布します

床面にもプライマーを丁寧に塗布します。

プライマーは接着剤の役割があるのでムラなく丁寧に塗布することが大切です。

ウレタン樹脂1回目

プライマー塗布後、ウレタン樹脂を流し込みます。

ウレタン樹脂は乾くとゴム状になるので、水を通さない防水層になります。

ウレタン樹脂2回目塗布完了

ウレタン樹脂が薄いと適切な防水性能が保てないので、2回に分けて塗布します。

2回塗り重ねると厚膜で丈夫な防水層になります。

トップコートで仕上げます

ウレタン樹脂が乾いてからトップコートを塗布して仕上げます。

ウレタン樹脂は粘着力があるのでそのままでは歩行できません。トップコートを塗ると、歩行可能になります。

ウレタン防水完了

また、ウレタン樹脂は紫外線にあたると急速に劣化するので必ずトップコートを塗って保護しないといけません。

今後はトップコートが傷む前に、トップコートを塗り替えてあげると防水層が守られて長持ちします。

 

前日はこちら(岸和田市の塀の塗装等) 

 つづきはこちら(岸和田市の外構工事でカーポートなどの柱設置)

現地調査はこちら(岸和田市の屋根葺き替えを含めた改修工事)

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