和泉市で台風で雨漏りが発生!ベランダを調査しました 11/25

和泉市S様邸 雨漏り調査 


和泉市の雨漏りの現地調査です。

台風で1階の和室と玄関の天井に雨漏りが発生し、やまなか工務店にご相談をいただきました。

S様邸は木造・2階建てで、雨漏り箇所を確認すると、和室の天井や壁のクロスが水に濡れて剥がれてきている状態でした。押入れを開けると、中にも雨漏りの形跡があり、やはりクロスが剥がれてきていました。雨漏りしているお部屋の上にはベランダがあり、防水が傷んでいたので、雨漏りの原因の可能性が高いとの見解でベランダを防水するご提案をさせていただきました。

雨漏りでクロスが剥がれています

台風で雨漏りが発生した、とのご相談をお受けして、現地調査にお伺いしました。

 

まずは雨漏りしているお部屋の中を確認させていただきました。

雨漏りしているのは1階の和室です。天井から雨水がポタポタと落ちてきて、畳も濡れている状態でした。

天井や壁に雨水がたくさん廻ったことでクロスの接着性が低下して剥がれてきています!

押入れの中にも水が廻っています

和室の押入れの中を確認すると、部屋内よりもひどい状態でした。

 

押入れの中は湿気がこもりやすいので水に濡れたクロスにカビが生えていました。

玄関の天井にも雨漏り発生

玄関の天井にも雨漏りしていました。

 

パッと見た感じは分かりにくいですが、照明器具付近から雨水が浸入したとのことです。

雨漏り箇所の上のベランダ

雨漏りしているお部屋の上にはベランダがふたつあります。

位置的に向かって左側のベランダに雨漏りの原因の可能性が高いので確認させていただきました。

 

ベランダは外部に設置されているので、雨水が浸入しないように防水処置されています。防水は外気の影響で傷んできますので、防水が切れると下に雨漏りしてしまいます。

実際にベランダの防水の劣化が原因で雨漏りした住宅がたくさんあります。

FRP防水のベランダ

雨漏り箇所の上にあるベランダを確認しました。

S様邸のベランダにはFRP防水と呼ばれる防水が施されていました。

 

FRPとは繊維強化プラスチックのことで、とても強いプラスチックで防水されたベランダ、ということになります。

床にひび割れが発生

ベランダの床にはひび割れが生じていました。

 

ベランダを防水しているFRP防水層が割れていなければ雨漏りすることはありませんが、S様邸は雨漏りしているので防水層まで傷んでいる可能性があります。

隣のベランダも防水が傷んでいます

念のため、隣のベランダも確認すると、同じように床面のあちこちにひび割れが発生して防水性が低下している状態でした。

 

このままではこのベランダからも雨漏りする危険性があるので、二つのベランダを防水することになりました。

建具の不具合

雨漏りの他に、和室の建具のご相談もありました。

和室とリビングとの間の4枚建具が真ん中あたりで動かなくなってしまったそうです。

経年で上にある鴨居が垂れ下がってきたことが原因なので、建具職人が調整することになりました。

次はベランダ防水の様子をご紹介します。

 

つづきはこちら(和泉市の雨漏り修理でベランダにFRP防水施工)

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