岸和田市の軸回し襖を採用した仏壇置き場リフォーム 約39万円(工期6日間)

岸和田市の押入れを仏壇置き場にリフォームした施工事例です。

 

「押入れを半分に分けて仏壇を置きたいんです」とのご相談があり、押入れをリフォームすることになりました。S様はご自宅で水墨画を教えられていて、仏壇を置く予定の和室は教室としても使用されいて、生徒さんが来られた時に、襖を閉めて仏壇を隠したいとのご希望でした。

軸回しを設置した和室改修

普段は襖を開けたままにできるように、軸回しと襖とスライダーを採用し、襖を中に収納できる形状の仏壇置き場にリフォームしました。

 

既存の押入れの中段の棚を撤去し、真ん中に間仕切り壁を設置して二つに分けて、左半分は仏壇置き場、右半分は収納として使用します。

 

Before

押入れ現況

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既存の押入れです。

 

押入れの中にあった中段の棚を撤去し、真ん中に間仕切り壁を設置して二つに分けて使用します。

建具もそれぞれ設置することになりました。

After

押入れ改修後

押入れ改修後の様子です。

 

押入れの真ん中に柱を入れて間仕切り壁を設置し、ふたつに分けています。

 

建具は両方とも観音開きですが、仏壇置き場のほうは軸回しを採用したので、開けた襖を中に収納することができます。

Before

軸回し襖とスライダー

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仏壇置き場の襖を開けると襖がお部屋側に開きます。

 

壁に取り付けた「スライダー」という金具が伸縮し、開いた襖が奥に動いて収納できる形状です。

 

 

After

襖が動いて収納できます

襖を収納した様子です。

 

スライダーに軸回し襖を繋いでいるので、金具と一緒に襖が稼働します。

 

スライダーと軸回しの採用によって、襖を開けた状態にしても邪魔になることはありませんし、見た目もスッキリします。

押入れを開けた様子

収納側の襖も観音開きですが、ここは通常の襖なので動きません。

 

既存の押入れの中段と上段の棚を半分再利用し、新たに棚をひとつ設けました。

 

仏壇置き場の方の内装はクロスを貼って仕上げています。

押入れ改修工事の様子

仏壇置き場改修

 

既存の押入れを解体し、左半分を仏壇置き場に、左半分を収納として使用できるように改修します。

 

2枚あった襖は合計4枚、観音開きになります。

押入れの真ん中に壁設置

押入れの中段と上段の棚を半分だけ解体・撤去し、真ん中に柱を入れて間仕切り壁を設置しました。

押入れの内装完成

左側には仏壇を置きますので、壁にクロスを貼って美しく仕上げました。

 

右側の収納は通常は見えないのでそのまま再利用しています。

仏間スライダー取り付け

仏間スライダーという専用の金具を仏壇置き場の中の壁に取付けます。

 

この金具が前後に伸縮するので、軸回し襖を繋げると可動します。

足元にも建具のレール取り付け

仏壇置き場の壁の足元にはレールを取付けました。

 

襖を収納する時に襖がこのレールの上を通って動くのでぐらつかずに収納できます。

襖とスライダーを繋げました!

スライダーと軸回し襖を金具で繋げました。

 

写真は襖を中に収納している様子です。

スライダーが前後に動くことで連結している襖が可動します。

動作を確認中

建具職人が、襖の動作を確認しています。

 

スライダーやレール、襖の角度など、すべてが既定の位置に納まっていないとスムーズに可動しません。

仏間改修完了

押入れのリフォーム完了!

 

襖を閉めておくと、仏壇が見えなくなります。

襖の色や、縁、取っ手などは、右側に見える既存の建具と馴染むように、木の風合いを生かしたデザインを採用しています。

 

和室の雰囲気を壊すことなく、上品で機能的な仏壇置き場になりました。

工事後のS様の声

「工事中も色々と当方の意見を聞いていただき、又、細部にわたって説明も聞き、教えていただくことが多く、信頼しておまかせ出来ると安心致しました」

 

嬉しいお言葉をいただきました。

 

落ち着きのあるイメージ通りの和室なり良かったです。

また住まいのことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 


 

和室の仏壇置き場リフォーム

工期  約6日間     

工事費 39万円(税込み)

(解体・撤去、軸回し襖・スライダー、取付け施工費・クロス他含む)  


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