泉南市の台風被害で2階の屋根瓦が損傷瓦を交換と漆喰詰替え工事 約35万円(工期1日)
Y様邸は木造2階建ての住宅で、屋根は瓦屋根でした。
このままだと、強風や大雨が再度発生すると、シートがめくれ、さらなる被害や雨漏りのリスクが高まる状態でした。
袖瓦とは？
袖瓦とは、屋根の左右の端の袖に取り付けられる瓦。
谷板金とは？
谷板金とは、屋根の谷間に敷かれている金属の板のこと。
袖瓦は、風雨が入り込まないように、屋根の側面を保護する役割があります。
雨水が浸入しやすく、雨漏りの原因となるため、Y様邸が工事を行う場合は、瓦の調整と隙間の補修をする予定にしています。
棟瓦とは？
棟とは、屋根の一番高い部分に取り付けられる瓦。
屋根の斜面同士が交わるラインをカバーして、雨水が屋根内部に入り込まないように防ぐ役割を果たしています。
また、棟瓦は風の影響を受けやすい場所にあるため、建物の耐久性を高めるうえでも非常に重要な瓦です。
換気棟とは？
換気棟とは棟に取り付けられる換気用の部材。
漆喰とは？
漆喰とは、瓦と瓦のすき間を埋めたり、瓦の固定に使用される白い塗り材。
換気棟は屋根裏にこもる湿気や熱を外に逃がし、建物内部の劣化を防ぐために設置されます。
換気棟の漆喰が劣化していると、雨漏りの原因になります。
換気棟の劣化している漆喰は、Y様邸が工事を行う場合、漆喰の詰替えを行う段取りにしています。
鬼瓦とは？
鬼瓦とは、屋根の棟の両端に取り付けられる、見た目に特徴のある装飾瓦のことで、家を災いや悪霊から守るお守りとしての役割があります。
また、屋根のデザイン性を高めるポイントにもなっています。
鬼瓦と棟瓦の取り合い部の漆喰も剥がれており、剥がれた部分から雨水が浸入してしまう場合があります。
こちらもY様邸が工事を行う場合は、漆喰の詰替えを行おうと思っています。
わずかなひび割れや瓦の欠けでも、割れ目からで雨水が吸い上げられ、下地材に染み込み、雨漏りへと発展します。
波型瓦とは？
波型瓦とは、表面が波のようにうねっているデザインの瓦。
ひび割れしている波型瓦は、新しい瓦に交換するつもりにしています。
平瓦とは？
平瓦とは、屋根の表面を滑らかに覆うために使われる、凹凸の少ないフラットな形状の瓦のこと。
瓦がひび割れしたり、欠けていたりすると割れ目や瓦が欠けている隙間から、雨水が入り、雨漏りする原因になるので、ひび割れしている平瓦や欠けている平瓦は、新しい瓦に交換する段取りにしています。
Y様邸には、現場調査後、瓦の交換と漆喰の詰替えのご提案をさせていただきお見積書を作成することになりました。
後日、御見積書を提出し、工事のご依頼をいただきました。
搬入された資材は、袖瓦・平瓦・瓦専用ボンドになります。
瓦専用ボンドはどんな時に使うの？
瓦のズレ止め・浮き防止割れた瓦の一時的な補修特定の瓦の固定既存の瓦の再利用時瓦専用のボンドの特性は？
・強力な接着力
・高い耐候性
・柔軟性
・防水性
・速乾性
防水性なんばん漆喰の特長は？
瓦の隙間を埋め、雨水侵入を徹底ブロックする高い防水性能で雨漏りリスクを低減優れた耐久性と耐候性瓦との密着性が高い適度な柔軟性
結束線は、瓦やその他の屋根部材が強風で飛ばされたり、地震でずれたりするのを防ぐために使われます。
結束線はこんなところに使われます。
棟瓦の固定その他の瓦の補強や固定雨樋の固定下地材への固定
漆喰は、硬すぎても、柔らかすぎてもいけないため、熟練した職人が長年の経験を活かし、最適な硬さに練ります。
次に、屋根を覆っていたブルーシートを慎重に撤去します。
これにより、袖瓦からの雨水の侵入経路を遮断します。
隙間がなくなったので、袖瓦の隙間から雨水が入る心配が無くなりました。
換気棟の役割りは、屋根裏の「空気の入れ替え」になります。
換気棟の漆喰が劣化するとどうなる？
雨漏りの原因になる屋根裏の環境が悪化する建物の耐久性が落ちてしまう。
まず、劣化した換気棟周囲の漆喰は、職人が金槌で丁寧に剥がし、新しい漆喰がしっかりと密着できるよう周囲を徹底的に清掃します。
これで、換気棟の漆喰の詰替えが終りました。
棟瓦はしっかりと密着するようにしておきます。
瓦用のボンドを塗って瓦の固定をします。
これで、泉南市Y様邸の換気棟の漆喰の詰替えが完了しました。
割れていた鬼瓦と棟瓦の接合部の漆喰も、古い漆喰を剥がし、清掃します。
漆喰は、量や塗り方が非常に重要であり、長年の経験を持つ職人が、均一で最適な厚みになるよう、ミリ単位で調整しながら丁寧に仕上げていきます。
これで、鬼瓦と棟瓦の漆喰の詰替えは完了しました。
ひび割れしている瓦をそのまま放置してしまうと、割れ目から雨水が浸入し、屋根材に雨水が染み込んで雨漏りをしてしまうからです
ひび割れや欠けのある平瓦は、グラインダーという電動工具を使い、交換する場所のサイズに合わせて瓦職人が加工します。
グラインダーとは？
グラインダーとは、硬いものを削ったり、切ったりする電動工具のことです。
下の葺土と瓦が密着するようにします。
これで、屋根の防水性が回復しました。
これで、平瓦の交換が完了しました。
呼び樋とは？
呼び樋とは、雨樋の一部で、短いパイプのこと。
呼び樋を元の位置に戻して、強風で飛ばされないよに棟瓦を固定した結束線を使って呼び樋をしっかりと固定します。
結束線でしっかりと固定したので、風が吹いても飛ばされる心配がなくなりましたね(^-^)
お客様より「屋根が元通りになり、瓦もしっかりと固定してもらったので、瓦が飛ばされる心配がなくなって安心しました。」とのお言葉をいただきました。
皆様のお家でも、屋根が古くなり風で飛ばされないか心配と思われているお客様は、屋根の点検をしませんか。
屋根の点検は、実績のあるやまなか工務店にご相談下さい。
風雨災害に伴う各所修復工事
工期 1日間
工事価格 約35万円（税込）
（既存瓦破損個所撤去工,既存ズレ平瓦修復工,既存ズレ呼び樋修復固定工,運搬・搬入費,諸経費含む）
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