泉佐野市で台風でめくれた屋根瓦の修復とカーポートの波板張替え 約9万円(工期8日)
こんにちは。
やまなか工務店です(^-^)
泉佐野市の2階建てのお家にお住いのK様邸で台風の影響で、瓦屋根とカーポートに被害がでました。
屋根は袖瓦がめくれている状態でした。
瓦がめくれたまま放置してしまうと雨漏りの原因になってしまいます。
カーポートの屋根の波板は、剥がれていました。
このまま放置すると、車や自転車が雨の影響で傷んでしまいます。
皆様のお家で屋根にお悩みのあるお客様はいらっしゃいませんか?
屋根やお住いでお悩みのあるお客様は、やまなか工務店にご相談下さいね!(^^)!
泉佐野市で台風被害にあった瓦屋根の修復工事前と工事後
泉佐野市で台風の影響でカーポートの屋根の波板張替え前と張り替え後
泉佐野市で2階の屋根とカーポートの屋根が台風被害にあった現場の様子
泉佐野市の2階建てのお家にお住いのK様邸より「
台風の影響で、家の屋根と、カーポートの屋根が被害にあったので、見に来てほしい」とのご相談をいただき、現場調査にお伺いしてきました。
お家の屋根は、家を正面から見た時に、2階の屋根の袖瓦が剥がれているのを見つけました。
外にあるカーポートは、カーポートの屋根が台風の強風の影響で飛ばされてしまっている状態でした。
泉佐野市K様邸の2階の屋根の袖瓦(そでかわら)が台風被害を受けめくれている
泉佐野市K様邸の2階の屋根の袖瓦(そでかわら)が台風の強風により袖瓦が大きくめくれ上がっている状態で
袖瓦の下の
葺き土が見えている状態でした。。
袖瓦とは?袖瓦とは、屋根の端っこにある着物の袖のような形をしているかわらのこと。
葺き土とは?葺き土とは、瓦を固定するための粘土状の土になります。
このまま放置すると、雨が降った時に雨水が屋根材に侵入し、建物内部の腐食に繋がる恐れがあります。
袖瓦を葺き直しすることにより、瓦の安定性を回復させ、雨水の浸入を防ぎます。
その為、袖瓦は、瓦の葺き直しをするつもりにしています。
泉佐野市で台風被害にあった屋根の鬼瓦の下の漆喰(しっくい)が割れている
泉佐野市で台風被害にあった屋根の
鬼瓦の下の
漆喰(しっくい)が割れていました。
鬼瓦とは?鬼瓦とは、瓦葺き屋根の棟の両端や、降り棟、隅棟の端に取り付けられる装飾瓦のこと。
漆喰とは?漆喰とは、瓦と瓦の隙間を埋める粘土状の充填材。
漆喰は、塗った時は、粘土状の粘り気があり、瓦と瓦の隙間に密着しているが、年数が経つと漆喰が乾燥し”ボロボロ”の砂状になってしまいます。
そうなると、漆喰に防水効果が無くなってしまいます。
漆喰が割れてしまっていると、割れ目から雨水が屋根材に染み込み雨漏りしてしまう場合があります。
漆喰が割れてしまっている所や、劣化している漆喰は詰め替える予定にしています。
泉佐野市で台風被害にあったK様邸の母屋(もや)が劣化している
泉佐野市で台風被害にあったK様邸の
母屋(もや)が劣化していました。
母屋ってなに?母屋とは、屋根の棟に平行に取り付けられている屋根の骨組のこと。
母屋が劣化するとどうなるの?
屋根が歪む

屋根の下地材の劣化

瓦のずれや破損

害虫が発生
劣化してしまった母屋は、お客様とご相談し母屋を銅板で包む予定にしています。
泉佐野市のK様邸で台風被害によりカーポートの屋根の波板が飛ばされた
泉佐野市のK様邸で台風被害によりカーポートの屋根の波板が飛ばされて、剥がれている状態でした。
このままだとカーポートの下にある、車や自転車・バイクなどが雨が降った時に雨水に濡れて錆びてしまう可能性があります。
カーポートの屋根は、お客様とのご相談で、丈夫なポリカ波板に張り替えるつもりにしています。
ポリカ波板は、落ち着いた色のブロンズ色に張り替える予定です。
ポリカ波板の特長は?
軽くて、丈夫で耐久性がある。

直射日光をさけ、適度な明るさがある。

施工がしやすい

衝撃に強い
泉佐野市のK様邸は、屋根工事とカーポートの屋根の波板張替えのお見積書を作成し、後日、御見積書を提出し、お客様に工事の御依頼をいただきました。
泉佐野市K様邸に工事に必要な資材が搬入されました。
搬入された資材は、袖瓦の葺き直しを行うための瓦と、防水性のなんばん漆喰の白色が搬入されました。
防水性のなんばん漆喰の白色は、通常の漆喰よりも防水性のある漆喰になります。
今回は、外から見える部分に漆喰を詰めるので、白色の漆喰を詰めます。
泉佐野市K様邸の台風被害にあった屋根の修理をするため足場を立てる
泉佐野市K様邸の台風被害にあった屋根に足場を立てることになりました。
足場は、予め足場職人が現場の調査を行い、足場をどのようにして立てるかを予め調査していました。
現場に足場が搬入され、足場職人が足場を立てていきます。
足場を立てたら、周囲にゴミや埃が飛ばないように、メッシュシートを取り付けます。
足場費用は、お客様にご負担いただくことになりますが、職人が安全でスムーズに作業が進むために必要になります。
泉佐野市で台風被害にあったK様邸の瓦屋根の鬼瓦の下の部分の漆喰を詰替え
泉佐野市で台風被害にあったK様邸の瓦屋根の鬼瓦の下の部分の漆喰が割れていたので、既存の漆喰を剥がして、防水性のなんばん漆喰の白色に詰め替えることになりました。
漆喰は、元々粉末なので、瓦職人が水を混ぜて適度な硬さに練り上げます。
適度な硬さに練り上げられた漆喰を鬼瓦の下に詰めます。
漆喰は詰めすぎても雨漏りを引き起こす原因になるので、漆喰の量は熟練した瓦職人が適切な量を見極めて詰めていきます。
泉佐野市で台風被害にあった屋根の平瓦と丸瓦の間の古くなったた漆喰を詰替え
泉佐野市で台風被害にあった屋根の
平瓦と
丸瓦の間の古くなった漆喰を詰替えます。
平瓦とは?平瓦とは、平らな長方形をした瓦で板チョコのような瓦になります。
丸瓦とは?丸瓦は、あんこを包んだお饅頭のような形をした瓦です。
丸瓦は住まいを雨から守る頼れるガードマンの役割りをします。
外から見える部分は、防水性のなんばん漆喰の白色を詰めます。
外から見える部分には、白色の漆喰を詰めることで仕上がりが綺麗に見えます

お城の屋根にも白色の漆喰が使われているので、見た目が綺麗に見えるのと同じことになります。
泉佐野市で台風被害にあった降り棟(くだりむね)の下と降り棟鬼瓦の部分の漆喰を詰替え
泉佐野市で台風被害にあった
降り棟の下と
降り棟鬼瓦の部分の漆喰を詰替えることになりました。
降り棟とは?降り棟とは、屋根の一番高い部分にある水平な棟から、斜め下に向かって伸びている棟のことを言います。
降り棟鬼瓦とは?降り棟鬼瓦とは、屋根の降り棟の先端に取り付けられる鬼瓦のことです。
まず、既存の漆喰を剥がします。
漆喰を剥がしたところを綺麗に掃除してから、新しい漆喰を詰めます。
綺麗に掃除をすることで、新しく詰めた漆喰の密着性がよくなります
(^-^)
泉佐野市K様邸の台風被害のあった屋根の鬼瓦の裏面に漆喰を詰める
泉佐野市K様邸の台風被害のあった屋根の鬼瓦の裏面の漆喰を詰め替えることになりました。
まず、鬼瓦の裏面の既存の漆喰を取り除きます。
次に新しい防水性のなんばん漆喰を詰めたら、鬼瓦の裏面の漆喰の詰替えは完了になります。
泉佐野市K様邸の台風被害にあった屋根の袖瓦を葺き直す
泉佐野市K様邸の台風被害にあった屋根の袖瓦を葺き直します。
袖瓦がめくれたままだと雨が降った時に屋根材に雨水が染み込み、雨漏りしてしまいます。
葺き土も劣化しているので、
葺き土も取り除きます。
葺き土とは?葺き土とは、瓦屋根の下地に使われる土のことで、瓦のクッションの役割りがあります。
葺き土は、粘土質の土で、その土に瓦職人が適度な水を混ぜて練り上げそれを瓦を葺き直しする所に盛り、瓦のクッションを作ります。
葺き土は、盛った時は、粘土状になっていますが、年月が経つと乾燥し、”ボロボロ”の砂状になってしまいます。
そのため、袖瓦の下の葺き土も取り、新しい葺き土を盛ってから、新しい袖瓦を置き、葺き土と瓦を密着させます。
その後、強風などで瓦が飛ばないようにビスで固定しておきます。
泉佐野市K様邸の台風被害にあった瓦屋根の桟瓦(さんかわら)を交換
泉佐野市K様邸の台風被害にあった瓦屋根の
桟瓦(さんかわら)を新しい瓦に交換します。
桟瓦とは?屋根の一番広い面積に葺かれている波型の瓦のこと。
桟瓦の交換は、まず既存の桟瓦のサイズを計測し、交換用の瓦を準備します。
次に既存の桟瓦を取りはずすのですが、取り外す時は、周囲の瓦を傷つけないように気をつけて取りはずします。
桟瓦を取りはずしたら、既存の葺き土も取り、新しい葺き土を盛って桟瓦をはめます。
これで、桟瓦の交換は、完了になります。
泉佐野市K様邸の台風被害にあった瓦屋根の母屋(もや)を銅板で包む
泉佐野市K様邸の台風被害にあった瓦屋根の
母屋が古くなって傷んでいたので、銅板で包むことになりました。
母屋とは?母屋とは、屋根の棟と平行に取り付けられた屋根の骨組のこと。
母屋はなで銅板で包むの?
木材である母屋を銅板で覆うことで、母屋を紫外線や雨や風から守り、劣化を防いで長持ちさせるため。

母屋を隙間なく包むことで、雨水が木材に直接触れるのを防ぎ、雨漏りのリスクを大幅に低減することができます。

母屋を銅板で覆うことで、シロアリなどの害虫が木材に侵入するのを防ぐ効果があります。
母屋を銅板で包み、
羽子板ビスで仮固定をしておきます。
羽子板ビスってなに?羽子板ビスとは、梁や桁などと柱を接合する際に使用される金物の一種。
次に銅板を銅板用のビスで固定します。
銅板の固定ができたら、仮固定していた羽子板ビスを取りはずします。
泉佐野市K様邸の台風被害にあった屋根の母屋の銅板包みが完了
全ての母屋を銅板で包んだら、母屋の銅板包みの完了です。
母屋を銅板で包むメリットは?
母屋を銅板で包むことで、木材の劣化を抑制することができる

銅板は金属であるため、木材に直接雨水が触れるのを完全に遮断し、雨漏りのリスクを大幅に低減できる。

銅には抗菌・防虫効果があるので、母屋を銅板で覆うことで、シロアリなどの害虫から木材を守る効果がある。

他の屋根材と比較して比較的軽量であるため、建物への負担を抑えながら耐久性を向上させることができる。
母屋を銅板で包むデメリットは?
銅は比較的高価な金属であるため初期費用が高額になってしまう。

銅は熱を伝えやすい性質がある為、断熱対策が不十分な場合、夏場に屋根裏の温度が上昇しやすくなる可能性がある。

酸性雨の影響により、銅板が腐食する可能性もあるが、メンテナンスを行うことで低減できる。

美しい経年変化である緑青ですが、周辺環境によっては意図しない場所に付着する可能性がある。
泉佐野市で台風被害にあったカーポートの屋根にポリカ波板を張る
泉佐野市のK様邸で台風被害にあったカーポートの屋根に
ポリカ波板を張ることになりました。
波板が屋根に残っている場合は、残った波板をめくります。
波板とは?波板とは、表面が波状に加工された板状の建材のこと。
ポリカ波板とは?ポリカ波板とは、ポリカーボネートというプラスチック樹脂を使用した波板のこと。
ポリカ波板の特長は?
軽量

丈夫で耐久性が良い

加工がしやすい

直射日光を避け、適度な光を取り入れられる。
泉佐野市で台風被害にあったカーポートのフレームにごみが詰まっている
泉佐野市のK様邸で台風被害にあったカーポートのフレームにごみや土が詰まっていたり、苔が生えているのを見つけました。
カーポートのフレームにごみや土が溜まるのはなぜ?
雨水により流れてきた、土やごみ、枯葉などが堆積する。

周囲の樹木から落ちる葉や、風に乗って運ばれてくる砂埃が堆積するから。

鳥のフンや虫の死骸も、雨水によってフレーム内に流れ込んだりする。

雨水が溜まりやすく、日当たりの悪いカーポートのフレームは、苔が生育しやすい。

詰まったゴミや土、鳥のフンなどは、苔の栄養源となります。これらの有機物が分解される際に発生する成分が、苔の成長を促進する。
新しいポリカ波板の屋根に張り替える前に、カーポートのフレームのゴミを取ってから、新しい屋根を張ります。
カーポート内のゴミを取り、水を流して汚れを洗い流し、最後にもう一度水を通してよごれが無いか、詰まりがないかを確認します。
カーポートのフレーム内のゴミを掃除したので、綺麗になりましたね

次はいよいよ、屋根に丈夫なポリカ波板を張っていきます。
泉佐野市K様邸の台風被害にあったカーポートの屋根の波板張替え完了
ポリカ波板を必要なサイズに加工します。
今回は落ち着いた色のブロンズ色を張ることになりました。
ポリカ波板を張る時は、職人が梯子作業で、フレームの内側から順番に張っていきます。
波板を専用のフックで固定をするため、波板の規定の箇所にフックを取り付けるための穴を開けます。
穴を開ける場所は
必ず山の部分に開ける必要があります。
谷の部分に穴を開けてしまうと雨水がフックの周辺にたまり雨漏りの原因になってしまいます。フックは、締めすぎても、緩すぎてもフックが劣化する原因になるので、熟練した職人が適度な硬さに閉めます。
ポリカ波板を張る時、波板の端と端は、波板の波を2山半以上重ねて張ります。2山半以上重ねて張らないと雨漏りしてしまいます。順番に端からポリカ波板を張っていくと、もう一方の端は、フレームの内側からはることができない為、フレームの外側から張ります。
フレームの外側から張ることを「
張りじまい」と言います。
これで、泉佐野市K様邸のカーポートの修理が完了しました。
泉佐野市K様邸の、台風被害による屋根の修理とカーポートの修理が終わりました。
屋根は、白色の漆喰を使用したので、綺麗に仕上がりました

お客様より「
瓦がめくれいたので、雨漏りの心配をしたが、雨漏りの心配が無くなって良かった、屋根も綺麗に仕上げていただきました」とお褒めのお言葉をいただきました。
皆様のお家でも、屋根の点検や、屋根のことでお困りのことがございましたら、やまなか工務店にご相談下さいね。
台風被害に伴う屋根瓦修復及びカーポート屋根修理
工期 8日間
工事価格 約9万円(税込)
(瓦破損個所撤去・修復工,修復用ポリカボネート波板,同上張替施工費,廃材搬出・産業廃棄物処分費,運搬・搬入費,諸経費含む)
カーポートやベランダの屋根の張り替えはやまなか工務店にご相談下さい