和泉市の重くなった木製建具や襖の調整 12/7

和泉市H様邸 内装リフォーム工事 

 

和泉市H様邸の内装リフォームで建具調整の様子をご紹介します。

和室の襖や建具の建付けが悪く、閉めても隙間が空いたり重くて動きが悪くなってきていたので、建具職人が調整及び駒の入替などを行いました。

襖を調整

襖や戸襖などの木製の建具は経年で木が反ったり、縮んだりしてどうしても不具合を起こします。襖を閉めた時に大きく隙間が空いていることがよくあり、建具職人が建具のひずみを確認し、大幅に削ることもあります。

写真は、建具職人が襖の端をノコギリで切り落としている様子です。ノコギリで切っている様子を見ると驚かれるかもしれませんが、これにより襖がピシッと閉まるのです。

駒を入れ替えます

建具も重く、開け閉めしにくくなっている、とのご相談で部屋の建具を全て確認して調整しました。

木製建具には駒が付いており、使用しているうちに駒が痩せて「ガタガタ」と音がして動きが悪くなってきます。そういう場合は新しく樹脂製の駒に交換します。

敷居を削って調整

木製建具が滑る敷居の中間くらいに木の節があり、そこを通過する時にガタガタしていることが分かったので、できるだけ段差を少なくするためノミで削って調整しました。

この後、敷居の上に建具が滑りやすくなるスプレーをかけて仕上げました。

トイレの排水口に蓋をします

H様邸にはトイレが2カ所ありますが、両方ともタイル張りの床で、水を流して洗えるように排水口を設けていました。

水を使って掃除しないので蓋をしてほしい、とのご希望で、ステンレスの部材で蓋することになりました。

接着剤で隙間を埋めました

排水口から臭気が上がってくるのを防ぐために、接着剤を塗布して隙間を埋めて密閉しました。

ステンレスで蓋をしました

排水口の穴を塞いでからステンレスの板を密着させて蓋をしました。これで、臭気が上がってくることはないですし、ステンレス製なので長持ちします。

 

昔のトイレの床はこのようにタイル張りの形状がほとんどでしたが、最近は水に強いクッションフロアを貼ることがほとんどです。たまに、フローリングを張っている床もありますが、どちらも水を使用せず拭き掃除でお手入れができるのが好まれている理由の一つです。また、タイル張りの床は冬場どうしてもひんやりしますが、クッションフロアになると軽減されます。

H様邸のトイレの床には大判のおしゃれなタイルが貼られていたので、デザイン面を考慮してそのまま再利用することになりました。

 

前日はこちら(和泉市の洗面所の配管の移設) 

 

つづきはこちら(和泉市の洗面所の内装や洗面台の設置)

 

現地調査はこちら(和泉市の内装工事の現地調査)

関連のヤマナカ工事の日記を見る