貝塚市で飛散した棟板金と貫板、スレートを復旧!7/8

貝塚市H様邸 台風被害に遭った屋根の修復工事 


貝塚市の台風被害に遭った屋根の修復工事のご紹介です。

H様邸は台風21号で屋根の棟板金と化粧スレートが飛散し、テレビのアンテナも倒れてしまいました。今回は屋根の修復で、棟板金とスレートの工事の様子をご紹介します。

貫板と棟板金、スレートを復旧

被害に遭った屋根の状況です。

棟板金と下地の貫板、スレートが飛散しています。

棟板金とは屋根の一番高い部分に施工している板金のことで、スレートとは軽くて薄い屋根材のことです。

スレートは一枚一枚釘留めされているのですが、屋根材の劣化が進むと強風などの影響で割れたり飛散することがあります。また、棟の板金は釘留めされているのですが、経年で緩んできて板金が飛散することがあります。

 

スレートと貫板を固定

新しいスレートを張り、その上に板金の下地の貫板をビス留めしました。

この上に板金を取付けます。

しっかりとビス留め

貫板はこのように屋根に向かってしっかりとビス留めしました。

ケラバ水切りを取付け

ケラバ水切りも一部飛散していたので新しい水切りを取付けました。

ケラバ水切りとは、屋根の雨樋が付いていないほうの端の部分から雨水が浸入するのを防ぐ金物のことです。

取り合いにコーキング充填

新しく取付けた貫板と屋根との取り合いにコーキングを充填します。

貫板の上に板金を張りますが、取り合い部分から雨水が浸入して貫板を腐食させる原因になることがあるのでコーキングで防水しました。

 

棟板金を被せて固定

続いて、棟板金を取付けました。

棟板金もしっかりとビス留めしたので以前よりも飛散しにくくなっています。

差し替えた屋根材の新旧の差が出ますが、先にご了承いただきました。もし気になるようでしたら色合わせの塗装も可能です。

次は降り棟の板金復旧などの様子をお伝えします。

 

現地調査はこちら(貝塚市の屋根の調査)

 

つづきはこちら(貝塚市の降り棟の復旧)

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