泉大津市で庭の温室を撤去し土間コンクリートに！テラス屋根も設置
やまなか工務店です(^^)/
今回は、泉大津市にお住いのI様邸でのお庭のリフォームの現場調査及び工事の様子をお伝えします♪
「地面が土だと使いにくい
」「屋根がないと雨の日
に困る」そんなお悩み、皆様のご自宅
にもありませんか
これから梅雨に入る時期、外構の見直しをされるお客様も増えています。ちょっとしたご相談からでも大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください
泉大津市I様邸へ現場調査にお伺いしました
一方で、奥様が大切にメダカを育てておられることから、今後はお庭のスペースを活用して、屋外でメダカ
を楽しめるようにしたいとのご希望で、今回、温室の撤去についてご相談をいただきました。
犬走り・・・外壁のすぐそばをぐるりと囲むように設けられた細いコンクリート通路のこと
土間コンクリート・・・地面にコンクリートを打って平らに固めたもののこと。雨
の日もぬかるまず、掃除がしやすくなります。
また、ガスメーターを含めた左から約70センチの範囲は、I様のご希望で、今後お花を植えたいとのことで、
花壇にすることになりました。
コンクリートを打つためには、まず余分な土を取り除いて、しっかりした下地を作る必要があります。この現場では、以前温室が建っていた場所の地面がデコボコしていたため、まずは電動ハンマーで固くなった部分やブロックの破片などを砕いてから土を削っていきました。
すべてを土間コンクリートにしてしまうと、水はけが悪くなってしまうので、端10センチ幅を、あえて土のまま残すご提案をさせていただきました。
そのため、コンクリートを打つエリアと、土のまま残す部分を分ける為、「型枠（かたわく）」を設置します。型枠とは、コンクリートを流し込むための“枠”を木材などでつくる工程のこと。
枠があることで、コンクリートが流れ出さず、決められた形・高さでしっかり固まるようになります。
次に転圧をします。転圧とは、地面や砕石を機械でしっかり押し固めて締める作業のことをいいます。今回は、鋤取りしたあとにプレートコンパクターという転圧機を使って地面を固めます。
プレートコンパクターは、振動と重さで地面をギュッと押し固める機械で、地面をまんべんなく締めることができます。この作業をすることで、あとから打つコンクリートがしっかりと安定し、ひび割れや沈下（ちんか：地面が沈むこと）を防ぐ効果があります。
しっかり転圧出来たら、砕石（※コンクリートの下に敷く小さな石）を敷き、その上から再び地面を固めていきます。転圧を十分に行わないと、せっかく打ったコンクリートが数年後にガタガタになったり、傾いてしまう可能性があります。これでコンクリートを打設するための準備が出来ました。
テラス屋根の柱（支柱）をしっかりと固定するため、コンクリートを打設する前に設置作業を行います。今回はお庭でメダカの飼育をされるとのことでしたので、真夏
でも水温が上がりすぎないように、熱を通しにくい素材である「熱線遮断ポリカーボネート（※熱をカットする特殊な屋根材）」を使用したテラス屋根をご提案させていただきました。また、I様より「洗濯物
も干せるようにしたい」というご希望がありましたので、物干し金物と、横からの風や雨を防ぐための側面パネルもあわせて設置しています。
メダカの飼育スペースとしても洗濯物干し場としても、快適にお使いいただけるテラス空間が完成しました。
ワイヤーメッシュを設置します。ワイヤーメッシュとは、鉄の棒を格子状に組んだ金網のようなものの事。コンクリートの中に入れて使うもので、コンクリートに強度が加わり、ひび割れしにくくなるという大切な役割があります。ワイヤーメッシュは、複数のパネルを並べて敷いていくのですが、接合部分を「番線（ばんせん）」という細い針金でしっかりと結んで固定します。
コンクリートの打設作業は、水やセメントを多く含んだ「生コンクリート」を扱うため、周囲がかなり汚れやすくなるので、既存の建物やフェンス、サッシなどが汚れないように、ビニールシートなどでしっかりと養生を行います。また、生コンクリートはミキサー車で運ばれてきたあと、一輪車（ネコ車）という手押し車を使って作業場所まで運ぶ為、足元を安定させるための足場板（あしばいた）を敷いて、安全に運べるようにしています。
生コンクリートが落ち着いてきたタイミングで、左官職人さんが「金鏝（かなごて）」を使って仕上げを行います。「金鏝仕上げ」とは、表面がまだ柔らかい状態のコンクリートを、金属製の鏝（こて）でなめらかに均していく方法で、
表面がつるっとした滑らかできれいな見た目に仕上がるのが特徴です。
コンクリートの仕上げには他にも刷毛引き仕上げ（はけびきしあげ）・洗い出し仕上げなどがあります。
また、コンクリートの端の部分（立ち上がりや角など）には「押さえ作業」を行い、形を整えてきれいに仕上げます。この作業を丁寧に行うことで、ひび割れ防止や見た目の美しさにもつながります。
「すごくよくなった！」と、I様にも大変喜んでいただけました。また、後日お伺いした際には、たくさんのメダカの水槽がきれいに並べられており、ご近所の方々も見に来られていて、とても和やかな雰囲気でした。
【泉大津市I様の声】
泉大津市で玄関横のエクステリアを改修工事をしたI様の声をご紹介
