- ホーム
- 施工実績(事例別料金プラン集)
- キッチン
- 泉佐野市|下地補強を行いカップボード&吊戸棚を設置!費用相談も
泉佐野市|下地補強を行いカップボード&吊戸棚を設置!費用相談も
こんにちは、やまなか工務店です(^^)/
今回泉佐野市のK様からは、「お家の雰囲気に合ったおしゃれなカップボードを設置したい」とのご相談をいただきました。
現地調査にお伺いすると、キッチンの横にダイニングテーブルを並べて置ける間取りで、
キッチン背面はダイニングテーブルの後ろも含めると全長3,200mmのスペースがありました。
そこで最初は3,200mmのカップボードをご希望されていました。
しかし・・・ショールームでお好みのデザインをご確認いただいたところ、
3,200mmではご予算をオーバーしてしまうことが判明💦
「でも、せっかくだからデザインはあきらめたくない!」というK様のお気持ちに寄り添い、一緒にプランを再検討しました。
その結果、幅は一般的なサイズである2,400mmに変更しつつ、収納力をしっかり確保するために、
高さ1,000mmのハイタイプをお選びいただくことになりました。
カップボードの高さは800mm前後のものが多い中、1,000mmにすることで収納スペースを大幅にアップ!
デザインも収納力も妥協なく実現できるプランになりました。
やまなか工務店では、デザインのご希望はもちろん、ご予算に合わせたプランのご提案もしっかり対応しております。
「理想はあるけど費用が心配…」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
まずはカップボード設置のための「下地補強工事」
住宅の壁は、見た目はのっぺりした白い壁ですが、中身は空洞です。
薄い石膏ボードの裏に空間があり、一定間隔で「間柱(まばしら)」という細い柱が入っているだけです。
この状態でカップボードをビスで固定しようとしても、石膏ボードはもろくてビスが効かず、重さに耐えられません。
そこで「下地補強」が必要!
カップボードは食器や家電を入れるとかなり重くなります。
下地補強はカップボードをしっかり支えるために、ビスを打つ場所の壁の中に頑丈な木材(下地)をあらかじめ入れておく工事です。
建売住宅や、最初からカップボードの設置を想定していなかったお家では、この下地が入っていないケースがほとんどです。
新築でも「買った時点ではカップボードをつける予定がなかった」という場合は、
まず下地がないと思っておいた方がいいです。
★ただし、建売住宅でもまれに下地が入っている場合があります☝
「もしかしたら入っているかも?」という方は、
購入した住宅メーカーや施工会社に一度確認してみるのがおすすめです☝
今回のK様邸も確認していただいたところ、残念ながら下地は入っていないとのことでしたので、まずは下地補強の工事からスタートしました!
工事前の大切な準備!床・壁・キッチンをしっかり養生
工事を始める前に、まず必ずやらなければいけない大切な作業があります。それが「養生(ようじょう)」です。
養生というのは、工事中に床や壁・キッチンが傷ついたり汚れたりしないよう、専用のシートで覆って保護する作業のことです。
リフォーム工事👷では必ずと言っていいほど行う、「お家を守るための準備作業」です。
廊下から室内まで床全面にシートが敷き詰められているのがわかります。職人が何度も行き来する通路も、しっかりカバーしています。
すでに設置されているキッチンや背面の壁を大きな透明シートでまるごと包んでいるのは、この後の工事でホコリや木くずが飛び散っても、新品のキッチンに付かないようにするためです。
取り付け位置を正確に決める「墨出し」作業
次はカップボードと吊戸棚を取り付ける正確な位置を壁に印つけしていきます。
この作業を「墨出し(すみだし)」といいます。
昔は墨汁を使って印をつけていたことからこう呼ばれていますが、今は写真のように「レーザー墨出し器」という機械を使います。
床に置くだけで、壁に自動でまっすぐな十字のレーザーラインを照射してくれる、とても便利な道具です。
職人さんが図面を手元に確認しながら、ミリ単位で取り付け位置を決めていく、とても重要な工程で、
仕上がりのきれいさを左右する大切な作業なんです。
下地材を仮固定して、壁をくり抜く
位置が決まったら、いよいよ下地補強の工事に入ります。
まず、補強用の木材(下地材)をレーザーで墨出ししたラインに合わせて壁にあてがい、仮で固定します。
写真で職人さんが壁に木材を押し当てているのがわかりますね。
「なんで先に木材を壁の外側につけるの?」と思われるかもしれません。実はこれには理由があります。
この木材をガイド(型)として使って、壁をぴったりのサイズでくり抜くためなんです。木材の周りに沿ってカットすることで、きれいに・正確に壁を開口することができます。
壁の中にはもともと縦の柱(間柱)があり、その柱にしっかりビスを打ち込んで下地材を固定します。
この間柱を上手に活用することで、カップボードの重さにも十分耐えられる強度が生まれるんです。
そしてここで特に気をつけなければいけないのが、壁をくり抜く際に、この間柱を切ってしまわないことです。
間柱はお家の構造を支える大切な柱なので、傷つけてしまうと大変なことになります。職人さんは壁の中の柱の位置をしっかり確認しながら、柱を避けて慎重にカットしていきます。
壁のくり抜き完了!
壁のくり抜きが完成しました。
くり抜いた部分をよく見ると、縦に細い木が見えています。
これがさきほどお話しした「間柱(まばしら)」、つまりもともと壁の中に入っているお家の骨組みとなる柱です。
次の工程では、この間柱に向かってビスを打ち込むようにして補強用の木材を固定していきます。
「新築なのに壁に穴を開けて大丈夫?」と気になる方もいらっしゃると思います。
実はこのくり抜いた部分、設置後はカップボードがぴったり前に来るので、完全に隠れてしまいます。 仕上がった後は全く見えない場所なので、見た目への影響は一切ありません。
くり抜いた壁に補強木材を入れて固定!
いよいよ、くり抜いた溝の中に補強用の木材を埋め込んでいきます。
職人さんが壁の溝にぴったりはまるよう木材をうちつけています。そして間柱に向かってビスでしっかり固定します。
ここでのポイントは、木材が壁の表面からはみ出さないように、溝にぴったり収めます。
この補強木材が入ったことで、壁のこの部分はどこにビスを打ち込んでも、しっかりと固定できる丈夫な下地が完成しました。
カップボードの下地補強が完成!
補強木材がすべて固定され、カップボード設置のための下地が完成しました!
間柱と間柱の間に木材がしっかり収まっていて、壁全体にまんべんなく下地が入った状態になっています。
この状態になって初めて、カップボードをどの位置にビスを打ってもグラつきなくしっかり固定できる壁が完成したことになります。
ここまでの工程をまとめると…
- ✅ 取り付け位置を正確に墨出し
- ✅ 下地材を仮固定してガイドに沿って壁をくり抜き
- ✅ くり抜いた溝に補強木材を入れて間柱に固定
- ✅ 下地補強の完成!
- この下地工事こそが安全で長持ちするカップボード設置の要です。
実はカップボードより重要!?吊戸棚の下地補強作業
吊戸棚は文字通り「壁に吊り下げる」収納なので、実はカップボード以上にしっかりした下地が必要です。
食器や重い物を入れても落ちてこないよう、見えない壁の中でしっかり支えてくれる大切な役割を果たしています。
意外と知らない!カップボード設置前に必要な巾木カットとは
下地補強が完成したら、カップボードを設置する前にもうひとつ大切な作業があります。
「巾木(はばき)のカット」です。
「巾木」とは、壁と床の境目にある細長い白い板のことです。
部屋をすっきり美しく見せるための見切り材なのですが、カップボードを壁にぴったりくっつけて設置しようとすると、この巾木が邪魔になってしまいます。
巾木の厚みがあることで、カップボードが壁から少し浮いた状態になってしまうんです。
そのままでは見た目が悪いだけでなく、安定して設置できないという問題も起きてしまいます。
下地補強の成果がここに!カップボード&吊戸棚の設置作業
いよいよお待ちかね!カップボードと吊戸棚の搬入・設置です。
梱包されたカップボードが運び込まれました。上下に分かれた複数のパーツで構成されていて、
思っていたよりボリュームがありますよね💦これだけの重量物を壁にしっかり固定するためにも、ここまで丁寧に下地補強をしてきた意味があるんです。
さっそく吊戸棚の設置からスタートします。
先ほど入れた壁の補強木材めがけてビスを打ち込むことで、壁にしっかりと固定することができます。
下のカップボードを先に置いてしまうと、上の吊戸棚を取り付ける作業の邪魔になってしまうため、必ず上から順番に設置していきます。
こういった段取りのよさも職人さんならではですね!
カップボードも設置!下地が隠れてすっきり!
続いてカップボードの設置です。
カップボードも本体が設置され、全体の形が見えてきました!
扉や引き出しはまだこれから取り付けますが、収納スペースの大きさや使い勝手のイメージが一気に湧いてきますね。
職人さんがしっかり墨出しして、補強木材を入れてくれたおかげで、カップボードと吊戸棚にすっぽり隠れて全く見えなくなりましたね(^^)
「壁に穴を開けて本当に大丈夫?」と心配されていた方もいらっしゃると思いますが、
くり抜いた部分はカップボードを設置する位置に合わせて開けているので、設置後はカップボードがぴったり前に来て完全に隠れる場所なんです。
壁の補修をしなくても見た目には全く影響ありません。だからこそ、最初の墨出しで正確な位置を決めることがとても重要なんです!
カップボード&吊戸棚の設置完了です!
完成です!!
コンクリート調のグレーの引き出し扉と、ナチュラルな木目の吊戸棚の扉が絶妙にマッチしていて、とてもおしゃれな空間に仕上がりました。
天板のナチュラルな木目色も合わさって、新築のお家にぴったりのスタイリッシュなキッチン背面が完成しました!
壁をくり抜いて補強木材を入れた痕跡は全くなく、まるで最初からそこにあったかのようにぴったりと収まっています。収納力も抜群で、毎日の家事がぐっと楽になりそうですね。
同じようなお悩みをお持ちの方へ
「新築にカップボードを設置したいけど、下地が入っていなくて諦めていた…」という方、実はとても多いんです。
でも今回ご紹介したように、下地補強からしっかり対応できますので、諦める必要はありません!
設置場所や壁の状態によって工事の内容は変わりますが、やまなか工務店では現地調査の上、お客様一人ひとりに合った方法でご提案いたします。
「まず話だけでも聞いてみたい」という方も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください!
泉佐野市K様邸に関するブログはこちらから




