泉南市の木造2階建てで雨樋と屋根に台風被害発生!復旧の施工事例 約35万円(工期1日)
台風による屋根被害は放置すると雨漏りなど深刻な問題に発展するため、すぐに現場調査にお伺いさせていただきました。
Y様邸は木造2階建ての美しいお住まいでした。
台風による被害状況を詳しく調査するため、まずは外観から丁寧に調査を開始いたします。
お客様の不安な気持ちに寄り添いながら、プロの目で隅々まで確認させていただきました。
泉南市のY様邸には軒樋（のきどい）、集水器（しゅうすいき）、竪樋（たてどい）、這樋（はいどい）が設置されていましたが、特に集水器と竪樋を繋ぐ重要な部分が外れてしまっていました。
雨樋とは：屋根に降った雨水を効率的に地面に流すための大切な設備。
軒樋とは：屋根の軒先に水平に取り付けられた樋で、雨水を集める役割をする雨樋。
集水器とは：軒樋で集めた雨水を竪樋に流すための接続部品。
竪樋とは：集水器から地面まで垂直に設置された樋で、雨水を下に導く樋。
這樋とは：地面近くで水平に設置され、雨水を最終的に排水口に導く樋のこと。
軒樋とは：屋根の軒先に水平に取り付けられた樋で、雨水を集める役割をする雨樋。
集水器とは：軒樋で集めた雨水を竪樋に流すための接続部品。
竪樋とは：集水器から地面まで垂直に設置された樋で、雨水を下に導く樋。
這樋とは：地面近くで水平に設置され、雨水を最終的に排水口に導く樋のこと。
竪樋が外れてしまうと、雨水が外壁に直接流れ落ち、建物の基礎部分に水が溜まったり、外壁の劣化を早める原因となります。
その為、お客様に竪樋の修理を行う必要がある旨をご提案しました。
このような状態では、雨が降った際に適切に排水できず、建物周辺に水が溢れてしまう危険性がありました。
お客様には、竪樋と這樋の接合部を修理する必要がある旨をご提案させていただきました。
庇とは
玄関や窓の上に設けられた小さな屋根のことで、雨や日差しを遮る大切な役割がある。
軒樋が割れていると、軒先の木材部分が常に水にさらされ、腐朽（腐って朽ちること）の原因となり、建物の寿命を縮めてしまいます。
高所作業は危険を伴うため、安全装備を完全に整えて慎重に作業を進めています。
このまま放置すると雨水が下地に直接染み込み、確実に雨漏りが発生してしまいます。
その為、お客様には、瓦の交換のご提案をさせていただきました。
平瓦とは？
屋根の大部分を覆っている基本的な瓦のことです。
平瓦がずれると瓦同士の隙間が生まれ、そこから雨水が侵入して屋根材に染み込み、最終的に雨漏りを引き起こしてしまいます。
お客様には、瓦がずれた所は、新しい瓦に交換するご提案をさせていただきました。
瓦が割れていると、雨が降った際に割れ目から雨水が侵入し、雨漏りの直接的な原因となります。
見た目には小さな割れでも、放置すると被害が拡大する可能性があります。
その為、Y様には、瓦の交換のご提案をさせていただきました。
現場調査後、後日、お客様にお見積書を提出し、工事のご依頼をいただきました。
まず最初に、緊急性の高い2階の竪樋修理から開始いたしました。
集水器と竪樋を繋ぐ方法は、専用の接続金具を使用し、防水性を確保しながらしっかりと固定します。
長年の経験を活かした確実な施工により、竪樋と集水器の接続を完了いたしました。
この接合部には「エルボ」という専用の部材を使用します。
エルボとは？
樋の方向を変える際に使用する90度に曲がった継手のこと。
竪樋と這樋の接合部のくっつけ方は、エルボ部材に専用の接着剤を塗布し、確実に固定した後、支持金具でしっかりと支えます。
これで雨水の適切な排水が可能になり、建物への水害リスクが大幅に軽減されました。
割れていた玄関庇の軒樋も丁寧に修理いたします。
軒樋の割れを修理する方法は、まず割れた部分を清掃し、専用の補修材で隙間を埋めた後、防水性の高いシーリング材で完全に密封します。
これにより雨樋の修理がすべて完了し、雨水の適切な排水システムが復活いたしました。
事前に足場職人が現場を調査し、敷地内での最適な足場配置を計画しました。
足場があることで作業員の安全が確保されるだけでなく、工具の仮置きや複数人での同時作業が可能になり、工事をスムーズに進めることができます。
今回使用するのは防水性なんばん漆喰（白色）、平瓦、棟瓦です。
防水性なんばん漆喰とは･･･従来の漆喰に防水性能を向上させた現代的な建材で、耐久性と防水性を兼ね備えた漆喰。
棟瓦とは･･･屋根の最高部分に設置される特殊な形状の瓦のこと。
瓦の設置後は、瓦と瓦の隙間に防水性なんばん漆喰を詰めます。
粉末状の漆喰を熟練職人が適度な硬さに練り上げ、丁寧に施工いたします。
今回は見た目の美しさを重視し、外から見える部分には白色の漆喰を使用いたします。
白色漆喰はお城や寺院でも使用される格調高い仕上げ材で、美観と機能性を両立させています。
漆喰には瓦を固定する役割と防水機能がありますが、詰めすぎると逆に雨漏りの原因となるため、豊富な知識と経験を持つ職人が適切な量を見極めて施工いたします。
Y様からは「台風の被害で本当に心配していましたが、こんなに丁寧に直していただけて感謝しています。これで雨漏りの心配なく安心して生活できます」と大変お喜びいただけました。
皆様も、屋根のお悩みや、雨漏り、雨樋でお悩みのことがございましたらやまなか工務店にご相談下さい。
台風被害による雨樋・屋根修理工事
工期 1日間
工事価格 約35万円（税込）
（足場組払い工,既存瓦一部ズレ復旧固定工,一部軒樋修繕工,諸経費含む）
