和泉市で床下に潜って洋室の床の補強を行いました!7/8
和泉市F様邸で和室と洋室の内装工事を行なうことになりました。
今回は洋室の床の補強工事の様子をご紹介させていただきます(^-^)/☆
洋室の床は上質な床材を使用されていたので張り替えず、そのまま再利用することになりました。
ですが、床下の束(つか)や大引(おおびき)が頼りないと心配されていたので、床下から補強するご提案をさせていただきました。
今回は洋室の床の補強工事の様子をご紹介させていただきます(^-^)/☆
洋室の床は上質な床材を使用されていたので張り替えず、そのまま再利用することになりました。
ですが、床下の束(つか)や大引(おおびき)が頼りないと心配されていたので、床下から補強するご提案をさせていただきました。
束とは・・各部材を支える短い柱のことで、床束とは床を支える短い柱のことです
大引とは・・1階の床を支える梁部材(はりぶざい)のことです
和泉市F様邸の床補強工事の様子
F様邸はこの工事で和室と洋室の内装をきれいにリフォームします。
和室の畳はフローリングに張り替えるので、畳をめくって運び出しました。
この記事でご紹介する洋室は写真に写っている和室の隣にあるので、和室の床下から洋室の床下に行き、作業を進めることになりました。
※洋室の床は再利用するのでめくりません
脱臭・調湿効果のある竹炭を敷いていました
和室から床下に潜ると、竹炭がびっしり敷かれていました。
竹炭は脱臭や調湿効果があるので、床下の状況を健全に保つために使用されることがあります。
お陰様で、大工の服が土まみれにならずに済みました。(床下が土の場合、床下での作業を行なうと土まみれになります)
人通口からお隣の洋室に入ります
和室と洋室の取り合いには基礎が立ち上がっていましたが、人が行き来できるように人通口が設けられていました。
人通口とは、文字通り人が通ることができる開口のことです。
お家を建てた後も、白蟻工事や補強工事など、様々な面でメンテナンスが必要になります。その時のために人通口を設置しておられたのでしょう。
小さな開口ですが、人が通れる大きさです。
角材と根太ボンドを使用して床を補強します
床を床下から補強する場合、添え木やあて木をして既存の床を支えます。
F様邸でも角材に根太ボンドを塗布してしっかりと設置することになりました。
床の構造部分は「床束・ゆかつか」「束・つか」「大引・おおひき」「根太・ねだ」の順番で組まれています。
今回は根太と大引に添え木をして補強していきます。
角材をビスで固定していくのですが、根太ボンドを塗布することで木材同士が擦れることで生じる床鳴りを防ぐことができます。
根太と根太の間にもう1本根太を設置することで間隔が狭くなり、床のたわみを防ぐことができます。
床下から補強することで稀に床鳴りが発生することがあるので、補強後に隅々点検して工事を終えました。
F様邸の床下はそれほど狭くなかったですし、竹炭を敷いていたのでホコリも少なかったです。床下が狭い時は移動するだけでもとても大変なのです・・。
次の記事は和室の窓入替の様子をご紹介させていただきます
次の記事では和室の窓入替の様子をご紹介させていただきますね(^-^)/
【和泉市F様邸の工事】
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