泉南市 洋瓦で葺かれた屋根から雨漏り!スレート瓦へ葺き替えのご提案
泉南市在住U様より雨漏りのご相談です!
木造2階建ての屋根には洋瓦が葺かれていました。
10年程前から雨漏りしており、外壁塗装を行ったそうですが、
すぐにまた雨漏りするようになったとのことです・・・。
さらに4年前にもう一度外壁塗装を行い、塗装を依頼した業者に雨漏りについて相談をすると、
屋根の※漆喰を詰めてもらい、※洋瓦に※コーキングを充填してもらったそうです。
しかしその工事の後から雨漏りが更にひどくなったとのことで、
今回やまなか工務店へご連絡いただきました!
雨漏りの調査の様子と屋根の状況についてご紹介したいと思います。
※漆喰:屋根で使用される漆喰は棟と瓦の隙間などに詰められた白い部分のことで、雨水の侵入を防いでいます。
※洋瓦:西洋由来の屋根瓦の事を言い、和瓦と違って凹凸が大きく丸みを帯びた形状の瓦のことです。
※コーキング:防水や補修などさまざまな場所で使用される充填材のことです。
木造2階建ての屋根には洋瓦が葺かれていました。
10年程前から雨漏りしており、外壁塗装を行ったそうですが、
すぐにまた雨漏りするようになったとのことです・・・。
さらに4年前にもう一度外壁塗装を行い、塗装を依頼した業者に雨漏りについて相談をすると、
屋根の※漆喰を詰めてもらい、※洋瓦に※コーキングを充填してもらったそうです。
しかしその工事の後から雨漏りが更にひどくなったとのことで、
今回やまなか工務店へご連絡いただきました!
雨漏りの調査の様子と屋根の状況についてご紹介したいと思います。
※漆喰:屋根で使用される漆喰は棟と瓦の隙間などに詰められた白い部分のことで、雨水の侵入を防いでいます。
※洋瓦:西洋由来の屋根瓦の事を言い、和瓦と違って凹凸が大きく丸みを帯びた形状の瓦のことです。
※コーキング:防水や補修などさまざまな場所で使用される充填材のことです。
泉南市在住U様邸 雨漏りしている場所を確認します
1階部分では、和室と和室の隣にあるリビングから雨漏りしていました。
どちらも外壁側から雨漏りしているようですね。
窓枠からの雨漏りの場合、窓枠に充填されているコーキングが劣化していると雨漏りが発生しやすいのですが、
4年前に塗装工事をしたときにコーキングを打ち直しているはずなので、別の場所から雨水が侵入している可能性があります。
2階では、和室と寝室の天井に雨染みがついていました。
雨漏りしている場所は、ばらつきがあり屋根から雨漏りしている可能性が高いです。
押入れの天井に屋根裏点検口があったので、屋根裏も調査させていただきました。
屋根裏の様子
点検口から屋根裏を覗いた様子です。
点検口を覗くと屋根の構造がわかります(*^^*)
泉南市在住U様邸の屋根は、屋根の骨組みとなる「垂木(たるき)」に
屋根材を取り付ける下地となる「野地板」が張られています。
野地板の隙間から見える黒いシートは「防水紙」であり、
屋根から雨水が侵入した時に屋根内部へ侵入させないためのシートです。
点検口を覗くと屋根の構造がわかります(*^^*)
泉南市在住U様邸の屋根は、屋根の骨組みとなる「垂木(たるき)」に
屋根材を取り付ける下地となる「野地板」が張られています。
野地板の隙間から見える黒いシートは「防水紙」であり、
屋根から雨水が侵入した時に屋根内部へ侵入させないためのシートです。
野地板の上に防水紙が張っているのですが、経年劣化で防水性が低下すると、破れやすくなり雨水が侵入します。
泉南市在住U様邸でも、防水紙がどこかで破れているのかして、雨水が侵入している跡がありました。
屋根裏の様子から、雨水は屋根から侵入している可能性が高いと言えます(‘◇’)ゞ
泉南市在住U様邸でも、防水紙がどこかで破れているのかして、雨水が侵入している跡がありました。
屋根裏の様子から、雨水は屋根から侵入している可能性が高いと言えます(‘◇’)ゞ
大屋根と下屋から雨漏りしている可能性がありました
雨漏り調査の結果、1階で雨漏りしている部屋の上には勾配がきつい下屋がありました。
その下屋の部分と、大屋根から雨漏りしている可能性が高かったので、
後日、屋根の職人に屋根の調査をしてもらうことにしました(*^^*)
その下屋の部分と、大屋根から雨漏りしている可能性が高かったので、
後日、屋根の職人に屋根の調査をしてもらうことにしました(*^^*)
屋根の職人が屋根の調査を行います
大屋根に登って調査するのはとっても危険です!
馴れている人でないと、足元を滑らせて墜落してしまう可能性もあります。
なので、屋根の調査などは専門の業者に依頼するようにしましょう。
馴れている人でないと、足元を滑らせて墜落してしまう可能性もあります。
なので、屋根の調査などは専門の業者に依頼するようにしましょう。
屋根には多くの不具合がありました!
屋根の点検を行うといくつか不具合がありました。
★漆喰の詰めすぎ
先ほどもお伝えしましたが、U様邸では漆喰を詰めてから雨漏りがひどくなったと言っていました。
漆喰は雨水の侵入を防ぐ為に詰められえているのですが、漆喰自体には防水効果がないので、
漆喰を詰めすぎて、瓦よりも外側に漆喰が出ていると雨水を吸収してしまい雨漏りを引き起こすことがあります。
★のし瓦の勾配が内側になっている
漆喰の上に積み上げられている平たい瓦を「のし瓦」と言います。
のし瓦は雨水が内部へ侵入しないよう水平器を使って勾配を作りながら積まれるのですが、
U様邸ののし瓦はなぜか、雨水が侵入しやすい内側に勾配ができているとのことでした。
★間違ったラバーロック工法
ラバーロック工法とは瓦のズレや飛散を防ぐ為に、瓦の一部分にコーキングを充填する工法です。
U様邸の洋瓦には4方全てにコーキングが充填されており、洋瓦の内部に雨水が侵入した時に
適切に排水できていない状態となっていました。
適切に排水できないと、瓦の内側に雨水や湿気が溜まり雨漏りを引き起こす原因となります。
★漆喰の詰めすぎ
先ほどもお伝えしましたが、U様邸では漆喰を詰めてから雨漏りがひどくなったと言っていました。
漆喰は雨水の侵入を防ぐ為に詰められえているのですが、漆喰自体には防水効果がないので、
漆喰を詰めすぎて、瓦よりも外側に漆喰が出ていると雨水を吸収してしまい雨漏りを引き起こすことがあります。
★のし瓦の勾配が内側になっている
漆喰の上に積み上げられている平たい瓦を「のし瓦」と言います。
のし瓦は雨水が内部へ侵入しないよう水平器を使って勾配を作りながら積まれるのですが、
U様邸ののし瓦はなぜか、雨水が侵入しやすい内側に勾配ができているとのことでした。
★間違ったラバーロック工法
ラバーロック工法とは瓦のズレや飛散を防ぐ為に、瓦の一部分にコーキングを充填する工法です。
U様邸の洋瓦には4方全てにコーキングが充填されており、洋瓦の内部に雨水が侵入した時に
適切に排水できていない状態となっていました。
適切に排水できないと、瓦の内側に雨水や湿気が溜まり雨漏りを引き起こす原因となります。
泉南市在住U様邸へのご提案内容
屋根の点検を行い、雨水が侵入している原因がわかったのですが、
屋根全体的に雨水が侵入している可能性があり、※雨漏り修理だけでは雨漏りを止めることが難しい状況でした。
なので、既存の洋瓦を全てめくって野地板とアスファルトルーフィング(防水紙)を増し張りしてから、
※スレート瓦で葺き替えるご提案をさせていただきました。
※ここでの雨漏り修理とは「漆喰詰め直し工事」や「棟瓦積み直し工事」「不要な部分のコーキング撤去工事」の事を言います。
※スレート瓦とは軽量で耐震性の高い、セメント瓦のことです。
後日お見積もりを提出し、ご検討していただくことになりました。
屋根からの雨漏りは、屋根の知識が無いと更に雨漏りを悪化させることもあります(:_;)
なので、必ず専門の職人や業者に工事を依頼するようにしましょう!
やまなか工務店では屋根専門の職人がいてるので、ご安心ください♬
屋根全体的に雨水が侵入している可能性があり、※雨漏り修理だけでは雨漏りを止めることが難しい状況でした。
なので、既存の洋瓦を全てめくって野地板とアスファルトルーフィング(防水紙)を増し張りしてから、
※スレート瓦で葺き替えるご提案をさせていただきました。
※ここでの雨漏り修理とは「漆喰詰め直し工事」や「棟瓦積み直し工事」「不要な部分のコーキング撤去工事」の事を言います。
※スレート瓦とは軽量で耐震性の高い、セメント瓦のことです。
後日お見積もりを提出し、ご検討していただくことになりました。
屋根からの雨漏りは、屋根の知識が無いと更に雨漏りを悪化させることもあります(:_;)
なので、必ず専門の職人や業者に工事を依頼するようにしましょう!
やまなか工務店では屋根専門の職人がいてるので、ご安心ください♬