熊取町の洗面所のたわんだ床の補強と浴室の敷居の交換 1/13
熊取町にお住いのK様より洗面所の床のご相談をいただき修理工事を行いました。
浴室の出入り口の前の床がたわみ、取り合いの敷居が傷んでいたので心配されてご相談をいただきました。
たわんだ床を撤去して補強し、傷んだ敷居を交換してから水に強い枠を取付けました。
それでは工事の様子をご覧ください(^-^)/
K様邸の洗面所です。黄色い点線部分の床を踏むとたわんでいて心配されていました。浴室は水を使うので、水や湿気の影響で取り合い部分の床が傷むことがよくあります。「これからもお風呂を使うので、どんどん傷まないか心配なんです」とのことでした。
K様は浴室の出入り口の敷居のことも心配されていました。
敷居が何度も水に濡れ、腐食してきたので防水効果のある金属テープを貼って応急処置した状態で使用されていました。
金属テープの端を剥がすと傷んだ敷居が見えましたが、腐食して交換が必要でした。
K様邸の工事内容
①洗面所のたわんだ床の補強
②洗面所の床のクッションフロア貼り替え
③浴室出入り口の敷居交換
床のたわみを修理する前に、既存のクッションフロアを剥がしました。クッションフロアは水に強いビニール製のシート状の床材です。たわんだ部分の床を修理する時にクッションフロアを剥がさないといけなかったので、ちぐはぐにならないようにすべて貼り替えることになりました。洗面所に設置されている洗濯パンと洗面台は撤去せず、そのままの状態で見えている部分だけクッションフロアを貼り替えます。
続いて浴室の出入り口の傷んだ敷居を撤去しました。大工が敷居をノミで削って撤去しています。
敷居を撤去した後、たわんだ床をカットして下地の角材を設置して補強しました。既存の下地よりも太い角材を使用しているので以前よりも丈夫な床になります。
床を補強した後、合板を張りカットした床を復旧しました。初めのご相談では補強した床の部分のクッションフロアを貼り替える予定でしたが、継ぎ目ができますし仕上がりもあまりよくないのですべて貼り替えることになりました。
浴室の出入り口に敷居を設置しました。木製の敷居は一般的ですが、浴室の出入り口は水に濡れるので、現在は水に強い専用の枠を取付けることが多いです。
K様邸もまた同じ状況にならないように、敷居の上に水に強い枠を被せて取付けるご提案をさせていただきました。敷居は人が素足で踏むので釘やビスを使うと危険です。枠は接着剤で固定していきます。
敷居の上に水に強い樹脂製の枠を被せて固定しました。今後は安心して浴室から出入りできますね(*^_^*)
浴室の出入り口の足元のタイルの取り合いに隙間が生じていたので、水が染み込まないようにシーリングを充填して防水しました。水に強い枠を設置してもこの部分から水が染み込むと内側から傷んでしまいます。腐食や劣化を防ぐためにシーリングでしっかりと防水しています(^-^)/