陸屋根の欠損部を補修した箇所にモルタルで水切りを設置 8/29 岸和田市包近町

岸和田市包近町 M様邸 雨漏り修理 3日目/陸屋根のクラック補修

欠損箇所の補修完了

岸和田市包近町の陸屋根防水工事で昨日、陸屋根の欠損部の補修を行ったので、水切りの型枠を取り外しました。

本日は、陸屋根のクラック補修と防水前の下地調整をご紹介します!

屋根側面のクラック

陸屋根の軒先が一部破損していたので、前日に補修しました。他にも大きなクラック(ひび割れ)が数か所あり、塗膜防水を施す前にクラックを補修します。

苔や汚れを落とします!

屋根側面に付いた苔や汚れをこすって落とします。

クラックは、髪の毛ほどのヘアークラックから大きい構造クラックまであり、細いクラックならシーリングでの補修も可能ですが、ここまで大きいクラックだと、強度のある補修材を使用する必要があります。

クラック面をカットしました

クラック面が狭いと奥まで補修材を行き届かせることができないので、電動カッターでクラック面にV字型に切り込みを入れてます。そうすると、補修材を充填する入り口が広がるので奥まで詰めやすくなり、更に補修材にも厚みが取れます。

溝を刷毛で掃除

クラック面を電動カッターでカットしたあと、溝の中を刷毛で掃除し、粉塵などをきれいに掃き出します。

補修面にホコリなどがある状態だと、いくら強い補修材を充填しても、汚れと一緒に剥がれてしまう恐れがあるので、清掃は必須です。

プライマーをしっかりと塗布

溝の中をきれいに掃除してから、プライマーという接着塗料をまんべんなく塗り込みなす。プライマーは接着剤の役割があり、必ず行う工程です。

樹脂モルタルを詰めて補修

プライマーを塗布してから樹脂モルタルをしっかりと詰めて補修完了です。

樹脂モルタルは軽量で高強度の補修材です。

クラック補修完了

陸屋根のクラックをすべて補修しました。次に行うウレタン樹脂塗膜防水工事で、この屋根の側面も防水層で包み込みます。

新しい壁の下地を調整

次は、陸屋根にウレタン樹脂で防水層を形成するので、先に下地を調整しています。

写真は、増築部と本宅の取り合いを防水するために新しく設置した壁にカチオンクリートという下地調整材をしごき塗りしている様子です。

屋根側面にもしごき塗りします!

続いて、陸屋根と側面にもカチオンクリートをしごき塗りしています。カチオンクリートは、下地を平滑にし施工しやすくするための材料で、薄塗できるので重さを気にせず下地を整えられます。

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