軸回し・仏間スライダー採用で襖を収納できる仏壇置き場の完成です! 7/29 岸和田市

岸和田市 S様邸 押入れ改修工事 3日目

押入れの内装完成

岸和田市の押入れ改修工事で前日、仏壇置き場と収納の内装を仕上げました。仏壇置き場の内装はクロスを貼り仕上げました。

本日は、仏間スライダーを設置し、軸回し(じくまわし)を採用して観音開きの襖を取付けます。

 

軸回しとは、仏間に設ける襖戸で、扉を開いた状態で奥にスライドさせて、扉を仏間の両サイドに収納できる建具のことをいいます。

建具に金具取り付け

仏壇置き場と収納の襖は観音開きになります。仏壇を置く方の襖は、襖を開けた状態で中にしまえるようにするので、仏間スラーダーという伸縮する特殊な金物を取付けます。そのスライダーに襖を繋げることで襖が可動します。先に襖側にスライダーと繋げるための金具を取り付けています。

コーナーは丸くしています!

敷居と鴨居の端部分にはアール状の加工を施しました。襖を奥に収納する時、このアールの部分があることでスムーズに中にしまえるようになります。ここが直角だと、襖を奥に押し込むときに、幅と余裕がなくなり、襖が当たってしまいます。

仏間スライダー取り付け

仏間スライダーを仏壇置き場の中に取り付けています。この金具が前後に動くので、襖を繋げると可動する仕組みです。

襖とスライダーを繋げました!

仏間スライダーと襖を金具で繋げました。

写真は、襖を収納している様子で、スライダーは収縮している状態です。

襖を引き出した状態です

襖を引き出した状態です。

スライダーは仏壇置き場の前面まで広がっています。

襖を収納した状態です

襖を中に収納できると、開けた状態でも襖が邪魔になりません。

使いやすい収納です

右側は収納で、襖は観音開きですが、ここは襖を開けておく必要が無いので、普通の仕様です。

押入れ改修完了

襖を閉めておくと、仏壇が見えなくなります。

襖の色や、周りの縁、取っ手などは、右側に見える既存の建具と馴染むように、木の風合いを生かしたデザインにしました。

軸回しと仏間スライダーを採用し、襖を収納できるようにしたので、絵の教室の生徒さんが来られた時は閉められるので使い勝手がよさそうですね。和室の雰囲気を壊すことなく、シンプルで機能的な仏壇置き場が完成しました。


この現場ブログの施工事例はこちら(岸和田市で軸回し襖を採用した仏壇置き場リフォーム)

 

前回はこちら(岸和田市の仏壇置き場と収納の内装など) 

 

着工はこちら(岸和田市の押入れ改修・仏壇置き場設置工事着工)

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